空き容器いろいろ

2020年5月1日

気が付くと、空き容器がたまっていきます……。

全部、「生けこみで、何らかの役に立ちそうな気がする」という理由で取ってあるもの。
でも、私はこれを結構活用するほうです。こういうものを、ためるだけためて、ある日全部ゴミとして捨てている人、たくさんいます。
私は、意識的に気をつけて「活用しよう」と思っている結果、8割くらいは役立てることができています。

現実的には、下のような使い道があります。

落としにする

私の一番ポピュラーな「空き容器の使い道」は、落としに流用することです。
落としというのは、その場面により、求められる大きさ・重さ・色合いなどが違うものが求められるので、各種容器をちょこちょこ取っておくことになります。(これが過ぎるとゴミ屋敷に近づいていくので要注意です!)

上の画像の中にはありませんが、ペットボトルというやつもなかなか役に立ちます。最後に捨てて帰りたいときには、ガラス瓶よりもペットボトルのほうが良いです。捨てちゃダメだと言われた場合も、つぶして小さくして持って帰れます。
ガラス瓶でも、ペットボトルでも、所詮ゴミのリサイクルなので、ガムテをべたべた貼ったり、マジックで黒く塗ったりしても全然惜しくないところがいいです。

輸送用容器にする

花の製作の現場に行くときには、普段は持ち歩かないようなものを持って行かねばならないことがあります。たとえば、虫ピン・ビス・切花延命剤・カッターの替え刃などです。

別に、空き容器でなくたって、身近にある容器で入るものがあればそれを使えばいいのですが、もしも現場で必要なくなったら捨てて帰れるとか、汚れるかもしれない現場に持っていくならどうなってもいい物がいい、という理由などで、空き容器が便利に使えます。一番上の画像の容器で言うと、右端の薬瓶は、私がよく虫ピンを入れて持って歩いているものです。

優れものの空き容器としては、昔はフィルムケースというものがあって、どこの家にも一つや二つ転がっていたものですが、これがカメラのデジタル化によって無くなってしまい、「あれは便利だったなあ」と思っている人は多いと思います。フィルムケースは、小さくて軽く、しっかりと閉まるふたがあり、細かいものを仕分ける道具として優れていました。

私は、以前はフィルムケースに入れていたものを、今では薬瓶に入れています。
薬瓶は、「軽さ」と「外での捨てやすさ」では、フィルムケースに劣ります。しかし、「強度」と「首にワイヤーをかけられる」ことではフィルムケースに勝り、最悪、ミニミニ落としにできないことは無い強みもあります。
一般の方には、「首にワイヤーをかける」「ミニミニ落とし」というのが分かり難いかもしれませんが、現場で作り始めてから、「ここに細工して、ちょこっとした落としを仕込みたい」ということになったとき、薬瓶だったら対応できる可能性を持っているということです。瓶の首にワイヤーをかければ、空中にだって仕込めるのです。つまり、輸送容器から、花生けへの転換ができるのです。

個人的なプレゼントのパッケージにする

空き容器を個人的なプレゼントのパッケージにするというのは、何か人に差し上げるときに、家にあったきれいな紙袋を流用するのと同じことです。私は、ミニプリザアレンジなど作って人にプレゼントするときに、空き容器・空き箱の類を利用します。例えば、下のような紙の箱など、すぐに使えます。

ここで、わざわざ「個人的なプレゼント」と断っているのは、納品には使ってないという意味です。実は、納品に使えるレベルだなと思える空き容器にもたまに遭遇するのですが、お金をもらう仕事にはさすがに使えません。だって、一種のゴミですもんねえ。

花器にリメイクする

取っておいた空き容器は、以下のように、花瓶などにリメイクすることもあります。

そのまま花器にする

私は一度、りんごジュースの空き瓶を、メイン素材の一つにして草月展の出品作に使ったことがあります→1994年草月展

また、花器というほどのものでもありませんが、家の中でちょっとした一輪挿し的に使用することもあります。たとえば、以下のようなものを、そのような目的で使っています。

↑上の空き瓶は、どちらも口がスクリューではないので、一輪挿し使用しやすいです。

花器と言うべきかどうか分かりませんが、下の画像のようなものを、「スイーツアレンジ」に利用することもまれにあります。

↑これは、プリンだかゼリーだかの容器だったのですが、きれいに洗っておいて、フラワーケーキの類の演出用品に使おうと思っています。