水性ペンキ(100均)+空き瓶リメイク例

最近は、ペンキを使用するときは水性ペンキにすることにしています。

水性ペンキとは

水性ペンキとは、基本的に水を成分とした、油性溶剤を使用していないペンキのことです。
私は、1年に数えるほどですが、花関連でペンキを使うことがあります。以前には、何も考えずに油性のペンキを買っていましたが(それしか知らなかったし、売り場でもそれが主でした)、あるときに100均のダイソーで、「水性ペンキ」なるものがあることに気づきました。

私には、100均のDIYコーナーのものは、「ありがたい」と思うものが多いです。
100円のDIY素材など、日曜大工が趣味な人には全然お勧めされないと思いますが、私などは、「花のことに、ちょっと役立てばOK。本格的でなくて良い。残っても困るので、ごく少量で買いたい」と思っておるので、100均ものはばっちりニーズに合うのです。

その、100均DIYコーナーで見かけた「水性ペンキ」なるものは、ペンキ独特の匂いが少なく(あの匂いのもとはほぼ油性成分によります)、ペンキが付いた手や道具を水で洗えて、塗って乾燥した後も洗剤を使えば落とせる、というものでした。
私は、工務店の人じゃないので、上記のような手軽な要素がある方がありがたいです。私、緑のスプレーペンキでキッチンの床を汚した前科などあるので、「最悪、洗剤で落とせる」のは安心して使えます。

水性ペンキは、100均以外の場所でももちろん買えます。とゆーか、一般的にはホームセンターや、ハンドクラフト店で買うものなのでしょう。その方が、高品質で大容量のものを買えます。良いものを作りたい人は、そちらを買うべきと思います。
でも、私は大したことに使わないし、ちょっとで良いので、100均でしか買いません。ダイソーの水性ペンキは、容量80mlです。ほかの100均にも、きっとあるのだと思いますが、たぶん、似たような量で売っているのだと思われます。

私の水性ペンキの使い道

私の水性ペンキの使い道は、

  • 素材制作
  • 素材修復
  • 器修復

↑今のところ、これくらいです。ドライ花材に自分で着色するとか、着色素材の塗料がはがれたようなところを修復するのに使うことが多いです。「濡れても落ちない塗料」が求められるときに、ペンキを使います。

下の項は、私にしては珍しく空き瓶リメイクに塗料を使ったので、参考までに記事にしたものです。

水性ペンキで空き瓶リメイク

あるとき、インスタントコーヒーの空き瓶を捨てようとして、ふと、「これの内側を塗って花瓶にしてみようか」と思いつきました。
下のような空き瓶です。

本当は塗料ではなくて、内部に石膏を流したらどうか、と思ったのです。うちのどこかに石膏があるはずなんですが、なぜか見つからなくて(全然関係ないときに出てくるんだこれが)、そのときに手近にあった水性ペンキでやってみることにしました。
水性ペンキの白なら、石膏のような、ちょっと厚みを感じさせる白が出せるんじゃないかと思ったからです。

塗料は、外に塗るのではなく、内部を塗ることにしました。

外側を塗ると、塗料の表面がマットな質感になります。その方が「石膏らしく」はあるのですが、なんだかすぐに汚れがついて汚くなってしまう気がしました。そのため、ペンキは瓶の内部に流し込みます。そうすれば、瓶の表面は、ガラスでツルツルなままで、内部に汚れがついても表には見えません。

↑中に、だばだばっとペンキを入れました。量は「勘」です。足りなかったら後で足せば良いのです。

中に水性ペンキを入れた瓶をぐるぐる回して、内側に満遍なく白いペンキを付けます。

下の方をペンキで塗りつぶしたら、口にラップと輪ゴムをかけて……

逆さに置いときます。

しばらく置いておくと、塗料が下に落ちてきて、口元まで全部白く塗れます。

内部を真っ白に塗ることができたら、ラップをはがし、ペンキを乾燥させて出来上がりです。

私は、このブログで何度も書いていますが、空き瓶のスクリューが気になって仕方ない人で、上の画像のスクリューもとても気になるのです。
麻紐とか、毛糸とか巻いて使おうかな……と思ったりするのですが、この画像を見た人全員が「このままで良いんじゃない?」というもので、今のところこのままで使っています。

いけばなに使うというより、すごく普通の花瓶として使っています。スクリューは、本人はやっぱり気になるので、なるべく花で隠すようにしています。
スクリューを隠すばっちりな方法を思いついたら追記します。