自分が使った花材事典:連翹(ドイツレンギョウ)

連翹は、一度アップしています→自分が使った花材事典:レンギョウ 今回のレンギョウとは、実は品種が違うのですが、パッと見あまり分からないかもしれません。

「わからないかもしれません」じゃなくて、たぶん「わからない」ですよね。私も、上の画像だとどっちだかわからないです。でも、伝票が「ドイツレンギョウ」なので、確実にドイツレンギョウだとわかって買いました。

レンギョウは、矯められない花材です。でも、天然の線が美しい枝に当たったら、その美しさだけで十分です。

強くも、優しくも見える枝ものです。

上に、「この画像だと、私もドイツレンギョウかどうかわからない」と書きました。私が「ドイツの方だな」と分かるのは、もっと開花してくれた頃からです。

上の3枚の画像は、まだ花がちょぼちょぼです。入荷当日なんで、こんなものです。しかし、これが開いてくると、枝が丸ごと黄色くなるくらいに咲きます。

↓このような枝が……

↓こんなに真っ黄色になります。

上に貼った「曲線」の画像の枝も、開花後の姿を出してみますと、下のようになります。

満開の最中は、とにかく圧倒的に黄色で明るかったです。黄色い曲線が、縦横無尽に玄関を飛びかっていて、宅配の配達の人がびっくりするくらいでした。

最後に、「ドイツかどうか」の見分け方を書きますと(見分ける必要もないでしょうが)、花が素直にパカっと開いているのがドイツです。

花弁が、ちょっとうねってるというか、巻いてるのがシナレンギョウです。個人的に、どっちがどうということは無いです。どっちもきれいです。