自分が使った花材事典:ソリダスター

2019年1月20日

ソリダスターは、いけばなよりもフラワーアレンジメントで多用される花です。

ワサワサのまんまの姿を見ると、雑草みたいに感じる人もいるかもしれません。実際、アキノキリンソウにとっても近い血筋なので、半分ほど雑草みたいな花なんですけどね……。

ソリダスターが、フラワーアレンジの世界で重宝される理由は、「枝分かれの多さ」です。

小さな枝を取り、空間を埋めるのに使います。ソリダスターみたいに、安価で枝がたくさんとれる花材を使わないと、アレンジメントはコストがかかってしょうがないです。

↓一本のボリュームは、こんな感じ。結構ボリューミーです。

↓花の顔に寄ってみると、こんな感じです。


これは、まだつぼみの状態です。
小さな花なので、満開になったところでハデハデにはなりませんが、黄色が強くなるため、作品の印象が変わったりすることはあります。

↓咲くと、こんな感じ。

↓もうちょっと引いてみると、こんな感じ(大して引いてないけど)。

鋭い人は、一番上の画像と、開花画像は、「開花」以外の部分で違うところがあることに気付かれると思います。

開花画像の方は、ほとんどの葉っぱを取ってありますので、「わさわさ」がありません。
ソリダスターは、葉っぱがチリチリになって巻いてしまうことが多いので、私は飾るときに、さっさと葉っぱ取りをしてしまいます。
この葉っぱが、数が多いので、素人さんはイヤになってしまうかもしれませんが、私は慣れているので、そんなに苦にはなりません。