落とし(金属)

2021年7月25日

金属製の落としが何種類かあります。

金属花瓶じゃなくて、あくまでも「落とし」です。(大きさの比較のために、たばこの箱を真ん中に置いてます)真ん中のものなど、このまま投げ入れ花器にできそうにも見えますが、よく見ると、厚さや口の処理などが「裏方仕様」なので、やはり見えないところに使うものです。

このブログで何度か書いてきていると思いますが、落としとは、花器の無いところに密かに仕込んで切り花に水を飲ませるための容器です。展示花で、一見すると「水についてない?」と見える花も、普通は落としをうまく隠して設置し、ちゃんと水につけています。
落としは、金属とは限りません。また、専門の道具を買わなくても、空き瓶空き缶の類で十分に機能を果たします。

上の画像の、真ん中の落としの口あたりについているのは、吊り下げ用のワイヤーです。落としは、妙なところに設置することがあるので、吊り下げ機能があると便利です。

下の落としは、オアシスに挿すのに適した落としです。

これは資材屋で買ったのだと思います。短くてオアシスに挿すと足元を埋めるくらいの高さになる花も、この落としを使えば高いところに挿すことができます。

↑これは、私の先生が鉄工所に鉄制作を依頼したときに、先方がサンプルに持ってきたもので、落としとしても花器としても微妙に使いにくい大きさだったためか、私にお下げ渡しになりました。私としては、基本的には落としだと思っているのですが、「足」として使ったことも何回かあります。
「足」とはつまり、下のような使い方です。

↑鉄水盤の足にしています。

↑ボードの足にしています。

この落としは、上に人が乗れるくらいの強度がありますので、もっと大きいものの足でも大丈夫です。