徳利

2020年3月13日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


ものすごく普通の徳利です。
この器は、私が子供の頃には、実際に家で酒を燗するのに使用されていたものです。なので、私からすると、非常に「リアルな食器感」が強く、そのせいでやや使いにくいこともあります。

ありきたりな徳利です

この器は、ものすごく普通な徳利です。
特に高いものでもなく、特に古いものでもない、かといって、粗悪な安物でもありません。これぞ真の「普通」というやつです。
デザインも、普通の徳利らしい徳利で、しかも、限りなく実用性を追求していて、徳利以外の何ものでもありません。

食器を花器に転用する場合、このような「あまりにも普通な、食器らしい食器」が、一番やりにくいです。
食器らしさに満ち満ちていると、花器にするには何かが……多分、「可愛げ」みたいなものが、足りなくなるのです。

でも、花を挿してみると、この徳利のフォルム自体は、結構花を挿すのに適していることが分かります。
口が狭く、下の部分は膨らんでボリュームがあり、横に出ている注ぎ口が均衡を破っている……単純に挿すだけで、勝手に様になってくれる形です。

どんな花を挿そうか?

今のところこの徳利は、家の中で、2~3本の花を挿すのに使っています。本気のいけばな利用するのは、なかなか難しいです。

このような、やけに生活感があって、一抹のダサさもあるような花器は、いっそ高級花とあわせるほうがオシャレに決まることがあります。なので、蘭だとか、大型ダリアだとかを生けてみたら、意外と大化けするかもしれません。
それか、いっそのこと、山野草や雑草を挿して、民芸調路線まっしぐらにしてみるのも良さそうです。