自分が使った花材事典:鉄線の実

「花材」というにはちょっと小さいんですけど。

人形の頭のてっぺんから見下ろしたみたいにも見えますね。
でもこれは植物。鉄線の花の後にできる実です。なんでこんなに「ふさふさ」である必要があるのか、私にはわかりません。知っている方に教えていただきたいです。


さわり心地はツルツルしていて気持ちいい。植物と知らなかったら、動物性の毛だと感じるかも。

この鉄線の実は、お庭で鉄線を咲かせている方がくださったものです。
切花で流通しているのを見たことがないので、多分出回っていないのだと思いますが、少なくともいけばな花材としては喜ばれると思います。
実になってしまえば、水揚げもあまり関係ないように思うので、鉄線の長いつるに、このフサフサの実がたくさんついたものを切り花出荷すればいいのに、と思います。面白い材料になるでしょう。

この実を、しばらく放置して乾かすとこうなります。

ツルツルから、一転してふわっふわ。
生のときのかわいげと、乾いたときのかわいげが、ちょっと別物になるのが面白い。どっちもかわいいけど、タイプが違う。

鉄線の実は、簡単に乾きます。茎も、そのままカチカチになります。つまり、ドライにするのが容易な植物です。
生でもドライでも、どちらも魅力的な花材になると思います。