2020年版 花の情報局の自由研究:メロンを食べる→植える→収穫する その3

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メロンの開花

メロンの本格的な開花は、9月になってからでした。

2020.9.9

上の画像の花は雄花です。雄花と一緒に雌花もついてくれないと、結実には至りません。
最初は雄花ばかり咲き出したので、雌花はつくのかつかぬのか、と思っていましたが、少し遅れて雌花も付き始めました。

2020.9.16

花の付け根が膨らんでいるので、雌花かどうかはすぐにわかります。

メロンの雌花

やがて咲いたメロンの雌花は、「なんか分かりにくいなあ」という感じでした。
下が雌花の開いたところなんですが、

2020.9.17

私は、花の中央にはもっと明らかなめしべがあるのだと思っていました。今まで育てたカボチャやスイカがそうだったからです。
しかし、このメロンの雌花は、おしべだかめしべだかよくわからないものが、花の奥の方に隠れている感じです。私はスイカやカボチャの経験から、メロンも人工授粉した方が良いと思ってやってみたのですが、これがとても難しかったです。
そもそもどこがめしべなんだかよくわからない。そして、おしべの花粉をぐいぐい押し付けても、花粉がついているように見えない。スイカやカボチャは良かったなあ、と思いました。

↑人工授粉に使った雄花です。雌花の奥にも花粉のついたしべがあるように見えるのですが、一応雄花の花粉をつけておくべきだろうと思いまして。

人工授粉後の雌花

人工授粉した雌花はどうなったかというと……うまくいきませんでした。
下の画像は、人工授粉後2日目の様子です。

2020.9.19

花がしぼみ、根元が膨らんでいます。受粉後2日目にこうなっているということは、受粉に成功したのではないかと思いました。スイカ・カボチャのときには、受粉できなかった雌花はあっという間に黄色くなって落ち、2日後まで持つことはありませんでしたから。

でも、3日目にはこのようになってしまいました。

2020.9.20

このまま黄色くなって、落ちてしまいました。
でも私は、この時点ではまだ楽観していました。雌花が途切れずにつくようになっていたからです。

結局、人工授粉には成功したのか?

何度か雌花が付いたので、私はほとんどの雌花に人工授粉しました。人工授粉しなかったものは、雨の日に開花したもの2~3輪です。

人工授粉しなかったものは、ほとんど翌日には落ちました。
人工授粉したものの中で、最も長く持ったのは、「授粉後7日間」でした。このときは、さすがに「うまくいったのでは?」と思ったのですが、8日目に黄色くなってしまいました。

私の見たところでは、
「受粉に成功したものの、8日目に枯死」
というよりは、
「そもそも受粉に成功していなかった?」
ように感じられました。理由は、実がほとんど成長しなかったからです。

参考までに、7日間持った実の、7日目の画像を貼っておきます。

2020.10.16

でも、受粉に失敗していたのなら、7日も頑張れるわけがないと思うと、やはり「受粉したが、枯死」なのかとも思います。

私は、7日踏ん張ってくれた雌花を最後に、人工授粉をやめました。季節もすでに10月半ばになり、もう盛りを過ぎたはずと判断し、あとはぽつぽつ咲き続ける花を、株が枯れるまで楽しみました。

メロンの栽培を振り返ってみる

メロン栽培を最初から思い返しますと、発芽からつぼみがつくまでは非常に順調でした。茎も葉っぱも立派に育ち、株の勢いの良さに感心していました。

難しいな~と思い始めたのは、つぼみが付いた後からです。初期は、そもそも開かないつぼみがたくさんありました。
そして何より予想外の雌花の姿に「???」となりました。
結局、メロンの雌花の理解が浅かったために受粉作業も迷いっぱなしでした。

結実は、ダメもと精神で目指したものなので、スムーズにうまくいくと思っていたわけではありません。実ったところでピンポン玉くらいのものが採れたらいいなあ、くらいの意識でした。なので、全く悔いはなく、むしろ毎日開花を見られて満足しています。

スイカは二年連続で栽培して、結実させましたが、メロンはもういいかなあと思っています。要するに、気が済んだのです。
ウリの仲間は、メロンと言えども開花は結構容易だよ、ということをこの自由研究の結論にしたいと思います。