花鋏ケース(生け花鋏用)

2020年8月5日

私がいけばな用の鋏を入れている花鋏ケースです。このケースに入るのは、花鋏:菊一文字です。「いけばな用」というか、本当は「剪定鋏用ケース」というやつだと思います。

この鋏ケースは、私は今では付けることの方が少ないです。しかし、この鋏を買う前は、いつもこのケースを腰につけて使っていました。
よって、このケースの使用期間は非常に長いです。……もう思い出せないくらいに長いです。私は花鋏を、使用中だけでなく、持ち運びや保管時にもこのケースに入れっぱなしにして、かなり手荒く扱ってきましたが、皮の表面が傷むこともなく、ほぼ無傷で今日に至っています。多分、一生こいつを使うことになると思います。

購入場所は、まったく覚えていませんが、東京堂だろうと思います。お値段は、数百円程度だったと思われます。普通、いけばな用品というものは、「安価なもの」と「高価なもの」が両方存在し、贅沢したい人にはいくらでも贅沢ができるようになっていることが多いのですが、鋏ケースに限っては、「高級品」は見たことがありません。多分、「お道具」というよりも、「工具」の趣が強いからだと思います。

裏側は下のようになっています。

このケースには、フックがありません。つまり、ループのところを、ベルトか何かに通せ、というつくりになっています。
私は、以前は律儀にベルトに通して使っていたこともありました。私、本来ベルトみたいなものはしゃらくさいので嫌いなんですが、このケースのためにベルトをして仕事してました。
しかし、ベルト嫌いな私に、その習慣は定着せず、いつしか「花屋エプロンの紐のところに通す」というスタイルに変わりました。ベルトよりも、エプロンの方が私にはずっと楽でした。

ところが、徹底的に面倒くさがりな私は、やがてエプロンもしないことが多くなり、今ではこのケースの定位置は、「ジーパンのヒップポケットに突っ込む」か、「ジーパンのウエストのところに突っ込む」という超適当なことになっています。
言い訳するなら、私のジーパンの右側のヒップポケットには、必ず花屋鋏用のケースが居るので、こっちのいけばな鋏用は左に付けねばならず、いっそ背中に突っ込むくらいの方が抜きやすい、というポジション上の問題があったりするからなのですが、まあ珍しいスタイルではあると思います。

ちなみに、私は最近は花屋鋏を使うことの方が圧倒的に多く、菊一文字は明確に「表現に臨む」というときにしか使わないようになってきています。
よって、鋏ケースを二つぶら下げているときは、相当やる気になってるときです。(花屋鋏だけのときも、やる気が無いわけではありません!)