焼きミョウバン

2020年7月13日

焼きミョウバン

焼きミョウバンは、一般的にはお料理に使うものとして売っていることが多いですが、花の水揚げにも使われます。
私は、10歳からいけばなを習い始めてしまったので、子供の頃から「焼きミョウバン=アジサイの水揚げ剤」と思い込んでおり、漬物を作るときに使う人がいると知ったのは、だいぶ大きくなってからでした。

この記事では、焼きミョウバンによる水揚げや、どこで買えるか、どう保存するか、などの情報を紹介します。

焼きミョウバンとは、どんなもの?

焼きミョウバンとは、下のようなものです。

焼きミョウバン

白い、顆粒状のものです。顆粒が崩れて粉末状になっていることもあります。これが、袋に入って売っています。(記事の一番上の画像が、袋の商品名の部分です)

焼きミョウバンの正体は「無水硫酸カリウムアルミニウム」というものです。この名称を知っても、化学に暗い私には、「要するに何なのか」が良く分からんのですけど、私にとって重要なことは、花の水揚げ剤として、焼きミョウバンが非常に高性能であるということだけです。焼きミョウバンは、実に「使える水揚げ剤」です。

焼きミョウバンは、どこで買えるのか?

私は、焼きミョウバンをスーパーでしか買ったことがありませんが、ドラッグストアにもあるということです。コンビニや、100均にあるのかどうかは分かりません。(焼きミョウバンは安いので、100均にあってもおかしくありません。上の画像の焼きミョウバンは、1袋40gで、94円でした)

スーパーでは、漬物関連のコーナーだとか、粉モノのコーナーだとか、乾物のコーナーだとか、店によって色々なところにあります。しかし、ほとんどの商品の袋に、「焼きミョウバン」と大きく書いてあるので、見つけるのにそれほど苦労はしません。
もちろん、ネットでも買えますが、その辺でいくらでも安く売っているので、ネット買いするのが特に便利なものでもないです。

大洋製薬 食品添加物 焼ミョウバン (100g) アク抜き・漬物の変色防止などに
大成薬品工業株式会社焼きミョウバン 100g

私は、焼きミョウバンを「少量買い」します

焼きミョウバンを新しく買うときに、私は売り場にあるものの中で、「内容量が一番少ないもの」を買います。
私の経験では、スーパーの売り場に、焼きミョウバンは一種類しかないことが多いです。でも、たまに容量の違うものが2種類くらい置いてあったりして、たとえば、40gの商品と、60gの商品が並んでいたりすることがあります。
そのようなときに、私は必ず「少ないほう」を選びます。水揚げ以外にも焼きミョウバンを使う方は、大容量で買っても良いと思いますが、私はほかの目的では使いませんので、40gくらいでまったく十分です。いつも買う焼きミョウバンは、30gから50gの間くらいの量です。

もしも、スーパーに大容量でしか売っていなければ、「まあいいか」と思ってそれを買うと思いますが、好んで大量買いはしません。
焼きミョウバンは、それほど速やかに消費するものでもないので、私は大量にほしいとは思いません。40gくらいのものを買っても、消費に数年かかるくらいだと思います。

私は、焼きミョウバンの消費期限を気にしません

焼きミョウバンは、食品に使用するものなので、「消費期限」はばっちり書いてあります。
しかし、私は花の水揚げに使うだけなので、消費期限は気にしたことがありませんし、「古い焼きミョウバンは効きが悪いなあ」とは思ったことがありません。

私は、必ず焼きミョウバンを瓶に詰め替えます

ほかの人はどうしているのか知りませんが、私は焼きミョウバンを買ってくると、必ず瓶に詰め替えます。
↓こんな風にして保管します。

焼きミョウバン

いけこみに使うときには、このまま持って行きます。

なぜ、「瓶」が良いのかと言うと、私は焼きみょうばんを花に付けるときに、「茎で焼みょうばんを突く」タイプなので、しっかりした容器がほしいためです。ビニール袋だと、茎でガンガン突いたら破けそうなので安心できません。

私の、焼きミョウバンの使い方

私は焼きミョウバンの水揚げをこうしている、という方法の紹介です。(これが唯一の使い方ではありません。「突かない派」の人もいます)

植物の根本を切り(必要に応じて割ることもあります)、その茎を、焼きミョウバンの中に突き入れます。

焼きミョウバン

やわい茎なら、「トントン」くらいに突き、少し丈夫な茎なら「ザクザク」くらい突きます。本当にしっかりした茎なら、「ガンガン!」と突きます。

瓶から茎を出すと、こんな風に焼きミョウバンが付いてきます。

焼きミョウバン

この焼きミョウバンが付いたまま、水に入れます。
水が下がっているものを揚げなおす場合は、このままバケツに入れますし、これから生けるというときには、このまま花器に生けます。
焼きミョウバンがついたまま花器に生けると、水の中に焼みょうばんの白い粉が多少は散りますので、黒い水盤などに生けるときには注意が必要です。

焼きミョウバンは、「アジサイ専用」ではない

焼きミョウバンは、「アジサイの水揚げ用」として有名です。実際に、いけばなを習っている人の中にも、
「アジサイにしか使ったことない」
「アジサイ以外に使えるんですか?」
という人は多いと思います。

しかし、焼きミョウバンは、アジサイしか水揚げ出来ない、というわけではありません。基本的には、何にでも使って大丈夫だと思います。私は、「焼きミョウバンはNG」という切花は知りません。

私の意識としては、焼きミョウバンは、「大将扱い」です。切り戻し、水切りで済むような相手には、わざわざ「大将」の手を煩わそうとは思いません。美咲、クリザールで済むものにも、大将にお出ましいただくことはありません。
大将に出てきていただくのは、相手が強敵の場合です。
アジサイ、うつぎ、蓮、牡丹、楓、藤……こういう手ごわいヤツが現れたときに、「大将、お願いします」ということで、焼きミョウバンに登場してもらいます。

私は、大将・焼きミョウバンの実力には、大きな信頼を寄せています。