剣山マット

2020年5月17日

草月の売店で買ったように思います。数十年前に、100円くらいで買ったと思いますが、今でも値段はそんなに変わらないはずです。

この道具は、剣山の下に敷くものです。使用の主な目的は、器の保護です。
私は、剣山を使うときに、いつも剣山マットを使うとは限りません。必ず剣山マットを使うのは、「ガラスの器」と「高価な器」に剣山を置くときです。つまり、「安い、陶器の器」を使うときには、あまり使用しません。でも、本当に器を大切にしようと思うなら、いつでもマットを使用した方がいいのだと思います。

剣山で器が傷むのには、二つのパターンがあります。
一つは、剣山の底で器を引っかくとか、器の中に剣山をガシャンと落として傷つけるようなパターン。
もう一つは、器に剣山を入れて水を張り、何日かたつと、剣山の四角い(あるいは丸い)跡が器にこびりつく、というパターンです。

剣山の跡が器にこびりつくって、もしかすると素人の方は見たことないかもしれませんね。器に剣山を入れてしばらくすると、なんか灰色のガジガジの跡が付いたりするんです(あれが何の成分なのか知りたいものです)。高いお金を出して買ったような器に、あのガジガジが付くと非常に悔しいし、かっこ悪いです。そうならないように剣山マットを使うわけですね。

実を言えば、私が剣山マットを使う理由のほとんどは、「ガジガジ防止」です。だって、30年以上もいけばなをやっていますが、器を剣山で壊したためしなど、一度も無いのです。しかし、「ガジガジ」は限りなく身に覚えがあり、かなり現実的な問題です。(またあのガジガジがどうやっても取れないんですよねー)

いちいち「マットを敷いて剣山を置く」のが面倒な人には、マット付きの剣山も売っていて、「裏ゴム剣山」「ゴム付き剣山」などと呼ばれます。剣山に、最初からゴムカバーがはまっていて、そのまま置くだけで剣山マットいらず、というわけです。このゴムカバー部分だけの販売もあり、手持ちの剣山に、カバーだけはめることもできます。

剣山マットは、私は長方形と円形しか見たことがありません。サイズも、そんなに多くの種類はありません。
色は、上の画像のようなグレイか、もっと黒に近いグレイしか見たことありません。……青とか緑とか、あっても良いような気もします。