児もち（草月流花器）
※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。（何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので）
これを買ったときのことを、ぜんぜん覚えていません‥‥。
草月の花器なのは確かですが、20年くらいも前に買ったので、どこで買ったか、いくら払ったかなど、とっくに忘却のかなたに消えています。
この花器の名前の「児もち」というのも、実は忘れていて、「ふたご」だと勘違いしていました。この記事をアップしてから、サイトのお客様に「児もち」が正しいと教えていただきました。
正しい情報によりますと、「児もち」は、黒のほかに、白・水色・ベージュがあり、情報提供者様は、草月会員価格2150円で買ったとのことでした。
この器は、私にとっては、「面白い形だが、生けやすいとは言えない花器」です。
「生けやすいと言えない」理由の一つに、口の小ささが挙げられます。
↑この小さな口に、長い枝などを刺しても、「ただ上に行く」だけで、面白みの無い形になってしまいます。
何か、「せっかく二つくっついているのだから、そこに意味を見出して生けよう」と思うのですが、形が面白いくせに、仕掛けどころが少ない花器なんですよねえ。どこから攻めていいんだか、わかんないや、ということになってしまいます。
この二つが、好きなように離せたらいいんだけどなあ。もしくは、ちっちゃい口のままでいいから、口の数が多ければ生けやすいんじゃないかなあと思います。