2022年版:ハロウィンカボチャを育ててみる(3)

2022年10月22日

前の記事:2022年版:ハロウィンカボチャを育ててみる(2)の続きです

雌花の開花

前の記事の最後に画像を載せた雌花のつぼみが、6月3日に開花しました。

2022.06.03

雌花なので、めしべがあります。さすが大きいカボチャの種だけあって、わが家史上最大のカボチャの花でした。

雌花の発生を確認した時点で、「保険」としてもう一株育てていたものを処分しました。こちらの株だけで結実までいけそうだという判断でした。

人工授粉しました

今まで、うちでは人工授粉で必ず結実に成功してきました。なので、この花も結実させようと、人工授粉させようとしたのですが、残念なことに、この日はこの雌花しか開花していません。花粉のある雄花が開花していないので、どうしたら良いかと思ったら……

2022.06.03

↑こんな雄花なら、ありました。前日に咲いて、すでにしぼんでいる花です。
しぼんでるけど、剥いてみたらおしべは出てきます。

2022.06.03

前日にしぼんだ花ではあるので、この花粉で受粉が成立するものかどうか疑問なのですが、人工授粉させなければ、結実の可能性はありません。ダメモトでやってみるしかないだろう、ということで、やってみました。

2022.06.03

いつもと同じ方法、つまり、めしべにおしべをくっつけて花粉を擦り付ける、という方法です。
この方法で、いつも簡単に結実させることができたので、今回も大丈夫に違いない、一日前の花粉だけど、花粉一日くらいで死なないっしょ、くらいに楽観視していました。

人工授粉失敗!

人工授粉の翌日、雌花のあとの様子を見たら、なんとなく前日よりも緑色が薄くなったように見えました。
「緑が薄くなる」ということは、全然良いことには思えませんでしたが、実になるはずの部分がまだ生きていたもので、成功の望みはその段階では無くなっていませんでした。
しかし、翌々日には緑はもっと薄くなり、三日目には、黄色っぽくなってきてしまいました。

2022.06.06

↑あ、これはダメだな、という色になりました。このさらに三日後くらいに、しぼんで落ちてしまい、はっきりと「失敗」の結果になりました。

失敗の理由は、花粉が前日の花のものだったからなのか、花粉の付け方が悪かったのか、それとも株に結実の能力が無いのか、私にはわかりませんでした。

雄花の画像

今回のハロウィンカボチャの雄花の画像のちゃんとしたものを出していなかったことに気づいたので、一枚だしておきます。

2022.06.16

いかにもカボチャの花ですが、花弁先がとんがってますね。そういえば、以前に育てたハロウィンカボチャ(もっと小さい品種だけど)も、とんがってましたっけ。

雄花は付くけど、雌花がつかない

受粉に失敗した後も、つぼみは順調に量産されました。

2022.06.17

毎朝のようにポコポコと開花していきましたが……

残念ながら、雄花ばっかり。
雌花がいっこうに出てきません。

※続きは、2022年版:ハロウィンカボチャを育ててみる(4)へどうぞ!