陶器花留め

2020年2月19日

◆花留め比較シリーズ:陶器花留め

超簡易な「陶器花留め」

陶器 花留め

穴の開いた陶器製の花留めです。この穴ぼこに、花を挿して留めます。
ごく簡易的な花留めなので、小型のものがほとんどです。

我が家にあるものは、こんな大きさです。
↓ ↓ ↓

陶器 花留め

このような陶器花留めは、それ自体が装飾的で、見えても大丈夫なものが多いです。つまり、剣山のように、隠す苦労をしなくてよいということです。

このような花留が、ミニ花器の中に「作りつけ」の状態でセットされているものもあります。陶器の産地の、お土産品などによくあります。

陶器花留めは、簡単に使える?

陶器花留めは、誰にでも、とても簡単に使えます。穴の開いた部分に、花の茎を挿すだけなので、子供でも使えるでしょう。

ただし、簡単すぎてワンパターンの使い方しかできない傾向が強く、花を扱いなれている人には、物足りなくなることが多いツールです。
何も考えずに、簡易的に使いたい人のための道具、つまり、素人用の道具と考えていいです。

何回も使える?

割れない限り、何度でも使えます。汚れたときには、水で洗えます。

陶器花留め値段は?

簡易ツールなので、数百円のものからあります。少し大きいものでも1,000円台で買えます。

まれに、高級陶器で非常に装飾的に作ったものが高額で売っていることがありますが、そういうものは例外です。

陶器花留めはどこで買える?

以下のようなところで買えます。

素人向けツールなので、花の資材屋などではむしろ見つけにくいです。素人さんが、ちょっとした花器を買う気になるような場所に売っていることが多いです。
どこでもあるのかどうかはわかりませんが、100均でも売っているのを見たことがあります。

陶器花留めは、どんな器に使えるのか

もっともスタンダードな使い方は、「花留めと似たテイストの陶器花器に入れる」というものです。が、それほど厳密に考える必要はなく、いろいろな器で活用すればよいと思います。個人的には、「誰の目にも笑っちゃうほどオカシイ」のでなければ、かまわないじゃないかと思います。

たとえば、ガラス花器に入れてみましたが……

陶器花留め

↑意外に違和感ないでしょう?

また、下の画像のように、陶器花器の中に入れてしまって外から見えなければ、花器との色・素材のマッチングなどは考える必要自体なくなります。

陶器花留め

上には画像を出していませんが、花瓶の底に沈めても使えます。(外から花留めが見えないので画像を作りませんでした)

陶器花留めを、実際に使ってみる

では、実際に陶器花留めに花を挿している画像を出してみましょう。
今回は、たまたま家にあったこの花を挿してみます。

この花は、なんの変哲もないアスターです。このくらいの花は、家庭でも飾ることがあると思います。これをそのまま陶器花留めの穴に挿そうとしますと……

陶器花留め

一番大きい穴にしか入りませんでした。つまり、ここに挿せる茎の太さは限られるのです。
しかも、せっかく挿した花は、こうなってしまいます。

陶器花留め

アスターの重さを支えられずに、倒れてしまいます。この花留めは、アスター1本も支えられないのです。ホントに、簡易的なツールだということです。
ものすごく大型で、重い素材でできていたら支えられるのでしょうが、そのような商品はあまり見かけません。元来が、そんなに大げさに使うものではないのでしょう。

じゃあ、どのくらいの花を挿すのがふさわしいのかというと、まあせいぜいこのくらいなんですよ。

アスターの、ほんの小枝部分です。この程度の規模で使うべきツールなんです。
上に画像を貼った白い器の中にこの花留めを入れて、アスターを小枝に切り分けて挿しますと……

こんな感じに。この器に、花留めなしで生けるとどうなるかというと……

全部横倒しになってしまいます。何もないところに入れたら当たり前ですけど。

花留めに、花がささっているいる様子がよくわかるように、花留めを器から出してみます。

陶器花留め

ただただ挿してあるだけです。
これを、上に貼ったガラス花器に入れてみますと、こうなります。

陶器花留め

↑ガラスでもイケます。

もう少し深さのある器の例を出してみましょう。
下の画像は、マグカップくらいの口径と深さの花瓶に、ドラセナとアスターを放り込んだものです。花留めの類は何も入れていません。そうすると、当然のように、縁に沿ってだらしなく広がってしまいます。

花瓶に、陶器花留め

この器の底に陶器花留めを仕込むと、ドラセナが立ってくれますので、

花瓶に、陶器花留め

ここにアスターの花を加えれば……

花瓶に、陶器花留め

すべての花材が寝ちゃう、という状態にはなりません。

管理人は、陶器花留めをどう使っているのか

完全に、「素人さんのもの」と思っています。なので、仕事場で使うことはありません。

いくつか持ってはいるのですが、私にとってはあまり心動くツールではなく、自分でお金を出して買ったことはありません。うちにあるものは、頂き物か、資材提供品です。
たまに、ちょっとした花を留めるときに、すごく便利に使えることはあるので、役立たずとは思っていません。……すごく役に立つとも思っていませんが。