そば徳利(飯能焼)

2019年12月30日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


飯能窯の陶芸教室に行ったときに、販売コーナーで買ってきたものです。一度はそば徳利として使ってから花器にしようと思っていたのですが、少量の小花を飾るのに良いサイズだったもので、一度も食器使用せずに花を生けてしまいました。

お値段は忘れてしまったのですが……1,000円くらいだったように思います。色違いがいくつかある中から、私は白を選びました。実は、ほかの色は全部気に入らなくて、消去法で選んだ「白」だったのですが、花を生けてみると、花の色が映えて、これでよかったと思います。
それに、「白」以外は、すごく「和」な感じになるような色だったので、和も洋もどっちも生けるためにも、この色で良かったようです。

私がこの器を買った理由は、三角錐みたいな、直線的な形が気に入ったからです。食器としては一度も使わなかったので、この三角錐みたいな形が、本当にそば徳利として使いやすいものなのかどうか分かりませんけど、安定感があって、多分良いんじゃないかと思います。
花を生けることを考えると、この直線的な部分が多い形で、しかも寸胴じゃない器というのが、ちょっとモダンな方面にも行けて良いと思いました。

そば徳利なので、こんな大きさです。

これは、容量はいくらなんだろうな……一合かな?

↓まん丸な口です。

ここに、とがった「注ぎ口」が付いてしまうと、食器臭が強すぎることがありますが、この器はそれが無いので、「最初から一輪挿しだったんだよ」という顔して使えます。(注ぎ口がむしろ花器としても良い味になる場合もあるので、注ぎ口アリが悪いとは思いません)

使いにくい点があるとすれば、「挿す花が少ないと、花が寝ちゃう」ということでしょうか。
「寝ちゃう」というのは、要するに下の画像のような状態です。

花の茎は、赤い矢印のような角度で入っています。細い花を一本放り込んだら、こんな風に斜めにしか挿せません。これが寸胴だったら、花が勝手に立ってくれるのですが、三角錐の形状だったらそうはなりません。
私は、花を生けるのは一応プロなので、「三角錐だから生けられない」ということはありませんが、「放り込むだけで決まって欲しい」と思っている素人さんは、こういう器を選ばないほうが良いかもしれません。花が斜めになってしまう器に素人手で生けると、だらしない感じの花になることが往々にしてあります。

何本かで生けてしまうと「斜めになる」ってこともなくなるんですけどね。