自分が使った花材事典:チューリップ(赤)

2022年5月12日

お稽古に使った赤チューリップです。

なんと、一重咲きのもっともスタンダードな赤チューリップを、今までアップしていませんでした。(ユリ咲きとか、縁ありならアップしています)
こういう、「普通すぎて取りこぼされているもの」が、この花材事典にはたくさんあります。今年度はそういうのを重点的にアップしようかしら……。

上は、買った当日の画像です。この段階では、花が半分ほども緑色です。しかし数日たつうちに、ちゃんと真っ赤なチューリップになってくれました。

チューリップは、いけばなに使うときに、花はもちろんですが、葉っぱの様子でいけ方が変わるようなところがあります。
やけに葉っぱがくたくたとか、
葉っぱがほとんど傷物とか、
水が上がったら葉っぱがカチカチのパリンパリンとか、
そういうものが、作品の運命を分けます。

画像のチューリップの葉は、「カチカチのパリンパリン」でした。葉っぱがしっかりしてくれているのは助かるのですが、ちょっと触るとピシっと割れが入るので、これはこれで使いやすくはないな、と思いました。