ドライアップル

ドライフラワーとして扱われるフルーツです。

本物のりんごの実をドライにしたものです。
食品のアップルチップと、基本的には同じような作り方をするのだと思います。スライスして、加熱して乾燥させて、という作り方なのでしょう。

花素材としてのドライアップルは、リースなどの仕立物に使われます。私は、リースやガーランドに使っています。しかし、そう好きな素材ではありません。
初めて見たときには面白く、楽しい素材だと思ったのですが、湿気を吸うとふにゃふにゃになることと、虫が寄ってきそうなところがどうも気になるようになりました。

虫がついたら心から嫌だと思うので、私はドライアップルで何か作るときには、ニスとか透明ラッカーを上から吹き付けてしまいます。そのおかげかどうだかは不明ですが、今まで虫にかじられたり、虫がわいたりするようなことは、我が家ではありません。

私が初見で面白がったように、世間様にもこの素材は面白いと思ってもらえることが多く、ドライアップルを使った仕立ては、人の反応は非常に良いです。
丸いままばかりでなく、半分や四分割に切っても使えますが、「本物のりんごです」とハッキリわかるように使った方がより面白がってもらえます。

記事の最初に、食品のアップルチップと同じような作り方なのだろうと推測を書きましたが、だとすると、家でもその気になれば作れるのでしょうね。レンチンで簡単にできる気がするので、一部傷んだり、とてつもなくぼやけていたりして「捨てるしかない」と思うリンゴがあったら、一度くらい試作してみても面白いかもしれません。