タンポポの綿毛

2020年5月28日

タンポポ綿毛の、丸のままのドライは、こちらで紹介しています→たんぽぽ綿毛のドライフラワーの作り方
丸いままの綿毛に比べると地味な素材なんですが、個人的にはバラの綿毛も私は好きなのです。

バラの綿毛を、ただ手でつまんで取って来て、それをビニール袋に入れて保管しています。

ちょこちょこ貯めていたら、結構たまりました。うちのベランダでいくらでもできるもので。

そもそも、タンポポ綿毛をストックするようになったのは、うちでタンポポが咲くようになったからでした。手近に発生するようになったからとっておくようになった、というだけのことです。
つまり、「この目的に使おう」というビジョンがあって集め始めたものではありません。そのため、ずーっと取っておくだけで、今まで一度も消費していません。

ということはつまり、これから先、いつまでたっても消費しないかもしれないということです。じゃあ、今からこんなにためないで、必要になってから集めなさいよとわれながら思うのですが……でももう、集めちゃったものはしょうがない。
まあいいさ、どうせコストはかかっていないのだから、イヤなら捨ててしまえばいいんだ……とも思います。でも、そう思っているものほど捨てないんですよね。

しかし、何に使いましょうかねえ、これ。

物体としては、かわいいし、面白いと思います。
しかし、小さいし、軽いし、人がタンポポの綿毛を、いけばなとしてどう見てくれるのか分かりません。もしかすると、「ああ、これ、タンポポなのか」と分かったら、興ざめされるような気もします。
いやでも、興ざめされないものを作ればいいだけのことなんでしょうね……。

と、いうように、入手は簡単なのに、全然簡単に活用できないストック花材もあるわけです。
このタンポポ綿毛は、もしかすると作品としては日の目を見せてやれないかもしれません。