自分が使った花材事典：ハクモクレン
略称ハクレンです。
ハクレンはいいですね～。季節感たっぷり、存在感もたっぷりの花木です。
このハクレンは、いけばなの稽古に出ていたのを買ったものですが、ハクレンの枝ものは、そんなに気軽にその辺の花屋には売っていません。町の花では、無いわけではありませんが、枝ものの入荷に熱心な花屋でないと、なかなか買えないと思います。
このハクレンには、私は大満足です。とても長く、3週間くらいに渡って、開花を楽しむことができました。
そもそも、「開花を楽しめた」だけでも、私には満足だったと思います。ハクレンに限らずモクレンは、つぼみで買っても開かなかったり、開いてもきれいな開き方じゃないことがよくあります。
このハクレンもつぼみの状態で買ったので……
しかも、結構固いつぼみもあったのですが、ほぼ全部開花してくれました。（2個くらい、つぼみのままぽろっと落ちました）
つぼみの中から白い花弁が出てきて……
（↑このありさまも魅力的です）
上の状態から、一週間後の姿が下の画像です。
上に、ハクレンは存在感たっぷりと書きましたが、そう感じさせるのは、花自体が大きいことと、花弁が肉厚であることと、しべの造形がその印象を作っているのだと思います。
↑花が開くほどに、このしべもグワッと開いてきます。
枝つきと、花の様子の両方が力強さを持った花材です。