クッキージャー

2020年4月10日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


3COINS(300円ショップ)で買った「クッキージャー」です。本来は、クッキーなどの保存瓶なのでしょうが、うちでは花器にする目的で買いました。

私は、最初から「クッキージャーをぜひ花器利用しよう」と思って買いに行ったのではないのです。
高さと、口の大きさを決めて、花器を買いに出かけたら、意外に自分の欲しい大きさのものはあまり無く、たまに見つけると高額なものばかりだったので、途中から「フラワーベース」を売っているところで探すのをやめて、食器や保存容器の売り場に入って探したのでした。

「フラワーベースで探すのはやめる」と開き直ってからは、100均も見たんですけど、100均だと、さすがにこの大きさのものはありませんでした。(画像のクッキージャーの大きさは、高20cm・口径10cm)

↓恒例の、口の大きさチェック。

このくらい口が大きいと、小ぶりの花束などが飾りやすいです。あまり本格的ないけばなに使うつもりは無く、気軽に放り込むだけの花器にしようと思って買いました。

多分、家庭での花飾りには、このくらいの口の大きさは「デカすぎ」ということになるんでしょう。だから、あまり安い値では、このくらいの大きさの花瓶が売っていないのだと思います。
きちんと作ってある花束だと、このくらいの口の大きさが生けやすいんですけどね、そういうボリュームの花飾りは、そんなに日常的には無いのでしょうね。

しかし、私には、口径10cmの花瓶を活用する機会が非常に多いのです。花束ばっかりもらってます、ということではなくて(むしろこんな商売をしていると花束はもらえない!)、うちに持ち込まれる花は、まとまった本数の花材であることが主なのです。
それを、大体はいろんな花器に分けて飾って楽しむのですが、一つの花瓶に放り込んで終わりにしたいときだってあります。そういうときのための花瓶が欲しかったので、大枚をはたくことはせず、300円ショップで求めたわけです。

300円の品は、所詮300円の安物なので、高級感みたいなものはありません。ガラスも薄く、大きさから推測されるよりも断然軽いので、持ち上げたときにちょっとびっくりするくらいです。

しかし、ガラスというやつは、なぜか水を入れると安物くささが激減します。このクッキージャーもそうでして、本来の値段の数倍には見えますね。たっぷりの水を入れて、水が汚れないようにしっかり管理して花を飾ると、この程度の器でも愛着を持って使えるフラワーベースになるはずです。

クッキージャーなので、本来は蓋つきで使う物です。

このクッキージャー、2.3リットルも水が入るんですよ。なかなか使える花器になると思うんです。
ガラスの肌に凹凸があるのもいいですね。あまりにも素通しだと、花の足がどう入っているか気になってしょうがなくなりますが、この程度の凸凹でカムフラージュしてもらえると、少し気軽に花を挿せます。