ガラスジャー(ポプリジャー)

2020年4月5日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


原宿の、アウトレットみたいなところで、数百円で買いました。本来は花器ではなく、ガラスの保存瓶です。でも、花器利用している器です。

花器に使うときには、もちろん蓋を外します。

ガラス瓶によっては、ガラスの蓋の方もいけばな作品に持ち込めそうなものもありますが、この蓋では無理ですね……。

蓋をはずすと下のようになります。広口で、どっしり型の花瓶になります。

この器は口がスクリューでないので、口を隠すことを考える必要はありません。

上から見てみましょう。

ちょっと広口すぎて、生けやすいとも言えないです。花だけを生けるとすると、量が結構いることになりますね。枝や葉ものを使って、花の量を抑えないと、お財布的に厳しいかも。

同じ形の器でも、手のひらサイズだったら、小さい花をちょこちょこっと生けるような方向性もアリなのですが、この器は13×18cmの大きさがあり、しかもガラスの形にボリュームがあるので、2~3本を放り込んで終わりにする生け方はよほど考えないと格好が付けられないと思います。
私としては、丈の短い、そこそこボリュームのある可愛いブーケなんぞをそのまま生けるのがかわいいかなあと思ったりします。

恒例の、「指との対比で口の大きさを推理してもらおう」のコーナー。

決して生けやすい大きさとは言えませんね。でも、本来は保存容器なので、「生けやすい」ニーズのことは考えられていない器でして、それを責めるのはお門違いでしょう。
(実は、生けにくいとか言いながら、うちでは結構頻繁に使用しています)