萩焼 花入れ

2020年4月5日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


父が、邪魔なので引き取ってくれ、と言ってきたので、貰い受けてしまいました。

これは、父が萩で買って来たものです。
父が言うには、おつき合いで買ったものだそうです。おつき合いで、一体いくら出したのか、私は知りませんが……私の推理に寄れば、「値引きしてもらって1万円」くらいの品ではないかと……(もっと高いものだったらごめんなさい)。

この花入れは、十何年も、うちの実家の押入れで眠っていたものです。もともとおつき合いで買ったものですから、飾ろうという気もほとんどなく、押入れに放り込んだのでしょうね。
で、このたび押入れを整理したときに出てきて、「娘にやってしまえ」ということになったのだと思います。

この器は、「花を生け易いかどうか」という観点からすると、特に生け易いとも言えないと思います。……普通、ってやつでしょうか。
こういうところが、さすが「買う気無いのに買ってしまったもの」でありまして、全体的に普通で真っ当で無難です。
器として、「面白くない」とは言いませんが、「花生けないで飾っとけば?」という気配を感じる器でもあります。

箱書きによれば、「指月窯」という窯元のものです。作家ものではありません。

↑釉薬厚めな気がします。
高さは、20cmちょっと。もう10cmくらい高いほうが、いけばな用としてはアクションを起こしやすいです。

↑口の広さは、7cmくらい。扱い易い大きさですが、投入れ初心者には、どちらかと言うと難しい花器だと思います。花入れ自身のボリューム感が結構あるので、「一見普通だから、さらっと普通に生ければ決まるだろう」と思うと野暮くさくなるパターンが予想されます。

とりあえず、うちのお稽古日に、一回玄関の迎え花にでも使ってみようかと思います。決して悪い器ではないので。