投入れ(青・模様付き)

2020年4月3日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


子供の頃、まだ親が花器を買ってくれていた頃に入手したものです。いくらだったか覚えていませんが、安物であることは確かです。

この器、実は大小二つのセットでして、かなり前に大きいほうが割れてしまい、現在は小さいほうのみになってしまっています。ストンとした投入れなので、いけばな初心者には悪くない器です。薄ピンクの模様が付いているところは、好き嫌いが分かれるでしょうね。

草月的な話になりますが、私は「第八」をやるときに(すみませんが、ここで「第八」の詳しい説明はしません)、家に組み合わせ可能な投入れ二つが無くて、画像の二つ組花器を探して買ったと記憶します。
「第八」に限らず、花器を二つ使っていけることを練習したいときには何度も使ってきた花器です。

しかし、私はもう長年この花器には生けていません。二つセットでなくなったからではなくて、何度も使っていると、「安物のつまらなさがよく見える器」なので、自然に手が離れてしまいました。

私は、安い花器を悪いとは言いません。現に、このブログの花器カテゴリに載せている花器の大半は安物なのです。
しかしこの器は、私にはどうも「器の魅力よりも、器の安っぽさが最初に伝わってくる」ようなのです。そうなると、なかなか創作に使うことは難しいです。(この器と気が合う人も、きっといるんだと思いますが)

現在は、この器はうちのお弟子さんたちがよく使います。しかし、私はこの器を、「もう、いいかげん捨てちゃおうか」とも思っています。なぜなら、この器には、ちょいと傷が入っているからですす。
一見気づかない程度の傷でして、このくらいが一番処遇に困ります。
処分してしまうか、もっと大きな傷になるまで使っていくか……さてどうしましょうか。