自分が使った花材事典:カンノンチク
カンノンチクを生けたのは初めてじゃないかな……。
実を言えば、「棕櫚だ」と思って手に取ったらカンノンチクだったんです。
花材表の、「カンノンチク」という名前を見た後だったら、もしかしたら私は手を伸ばさなかったかもしれません。私は、カンノンチクに「面白い」というイメージを持っていませんでしたから。
なんかね~。カンノンチクというと、一昔前の「引っ越し祝い」「新築祝い」の観葉鉢としか思われないんですよね。
そんな固定観念を持っていたらいかんのですが、それほどにカンノンチクには「決まりきった」印象があるのです。(同じような理由で、胡蝶蘭を好きになれない人ととかもいることでしょう)
↓私の脳内では、圧倒的にこういう感じなのです。
でも、そんなことを言ってサベツしてはいけません。実際に、モノを見て手が出たのだから、私はカンノンチクに面白みを見出せるはずなのです。
カンノンチクは、棕櫚と同じ仲間です。
要するに、「竹」などという名前が付いていますが、ヤシなのです。
このカンノンチクは、パッと大きく広がるタイプの葉なので、すごく大胆に使える葉ものだと思います。
↓こういう、こじんまりしたカンノンチクだと、またちょっと感じが違います。
以前、棕櫚を使ったときに、ドライにしてみたらなかなか面白いモノができたので、このカンノンチクも乾かしてみようと思います。
棕櫚に比べると、葉が薄いので、もっと繊細な感じのドライになると思われます。
【2015.03.17 追記】
ドライにしたものを、本サイトのこちらのページにアップしました→カンノンチク(ドライ)
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