ドライ棕櫚

2020年5月19日

「自分が使った花材事典」で紹介した棕櫚を、乾かしてドライ化したものです。

軽くて、カチカチに乾いています。葉先の動きを、うまく生かして使えたら面白いものになりそうです。

まだ、乾いて日が浅いので、薄い緑色をしていますが、いずれは茶色くなります。このくらいの色の間の方がきれいなので、もしも「展覧会に使おう」などと思うなら、緑を保っているうちに使った方がいいです。

棕櫚は、簡単に乾かせる

棕櫚は、簡単に乾かせる部類の植物です。私は、何度か乾かしていますが、黴たことなどは今までには無いです。一度、小さくて薄い棕櫚を乾かしたら、なんだか面白さも力強さも無くなって、ただのゴミになってしまったので捨てたことはありましたが、葉っぱが乾くとよじくれるので、基本的には乾かしていくと面白い顔が出て来るタイプの素材だと思います。

↓一本一本が、乾くと巻いていきます。

乾かす最中の姿勢が、乾きあがりの形を決める

このドライ棕櫚は、下の画像のように、葉っぱが真ん中からぱっくり分かれているような形になっています。

なぜこのような形になったかと言うと、この「ぱっくり割れ」の部分を、枯れ松の枝に引っ掛けて乾かしていたからです。
こうやって乾くと、もしも「このぱっくり割れを元にもどしたい」と思っても直せないので、乾きあがりの形になにか希望があるなら、その希望通りの姿勢になるような状態で乾かしましょう。

今回、私は特に仕上がりの形に求めるものは無かったので、適当に、乾かしやすいように乾かしました。「ぱっくり割れ」の部分は、この素材の大きな特徴なので、多分、使用するときには、このフォルムを生かすことになるでしょう。