アマランサス(ドライ)

2020年4月28日

自分が使った花材事典にアップしたアマランサスを、乾かしてドライ花材にしたものです。

色は、フレッシュなときと比べると、少しくすんでしまいますが、ドライになりたての頃はかなりきれいです。

しかし、色がどうこう言うことよりも、フレッシュなアマランサスを知っている人が上の画像を見たら、「なぜこんなクネクネなんだ?」と思われるでしょう。
このクネクネは、ただ乾かすだけでは作れません。これは、私が人工的に作ったクネクネです。
下の画像のように……

あっちこっちに引っ掛けたり、絡めたりして、自然なアマランサスが持っていない形を作って乾かしました。
その結果が、この妙な線。

いけばな的には、このような不思議な線は、いろいろ使い道が見つけられます。
しかし、特に形を作らずに、素直な線のままで乾かしてももちろんOKです。

アマランサスは、乾いても表面的な質感などは、ほぼフレッシュの頃と変わりません。

質感はいつまでも変わりませんが、色は結構速やかにあせていきます。作品に使用するなら、作ってすぐくらいのものを使用するのが良いでしょう。

アマランサスの既製品ドライというのは、あまり見かけません。あまりというか、私は一度も見たことありません。プリザーブド花材ならば、いくらでも売っているところを見ると、色あせの問題で、ナチュラルドライは無いのかもしれません。