カラマツの実(ナチュラル)

カラマツの実(ゴールド)を、以前にアップしています。ゴールドの方は既製品です。今回のナチュラルカラマツの実は、稽古花材として買ったカラマツの実を、自分で乾かしたものです。
こんなについていたんだと思って感心しました。

若い緑の実もたくさんあったのですが、2~3日乾かしたらほとんどみんな茶色になりました。わずかに緑色が残っているものも、すぐに茶色くカサカサになっていくのでしょう。

一見同じように見えますが、実の成熟度は色々です。

上の画像で言うと、左上の二つが、買ったときからすでに茶色く開いていて、種も放出された後の実。
一番右が、緑の残る若い実。
手前の二つが、開いた実と緑の若い実との中間くらいの実です。

カラマツの実は、マツカサよりは小さく、ワイヤーをかけにくそうに見えますが、リースの素材などに役立ちそうだと思って、カラマツの枝を捨てるときに、全部大事に切って取っておくことにしました。

まつぼっくりと同様に、カラマツの実の中にも種があります。以前に、松ぼっくりから種を取って黒松を育てたことがありました。発芽自体は簡単だったので、カラマツも育てられたら楽しいかと思い、何個か種を取り出してあります。

カラマツの実の、うろこ状に重なっている部分をこじ開けました。

上の画像の、白矢印が指しているところに、種ができています。

実はたくさんあるので、種取りに三個ばかりばらしてしまいました。種まきから発芽にこぎつけたら、ガーデニングカテゴリにアップします。

カラマツも、松は松なので、ヤニが出ます。カラマツの実にも、ヤニがにじみ出ているものがずいぶんありました。

↑青い矢印が指しているところに、しずくのようなものがキラッと光っています。これがヤニです。
これをついたままにしておくと、あっちこっちにベタベタついてかないませんので、松ぼっくりのヤニ取りと同じ方法で除去することにしました。
松ぼっくりのヤニ取りは、以前に記事にしています→松ぼっくりについた松脂の処理方法

今回は、茶封筒に入れて松やに処理しました。松やにが出ていない実も、防虫になるだろうと思って(実の中に虫が潜んでいるかもしれない?と思いまして)、一緒にレンジで処理しました。