黒長角水盤(2枚)

2020年4月9日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


黒長角水盤は、似たようなものが二枚あります。(似てるだけで、同じものが二枚ではない)

黒長角水盤(1)

神楽坂の瀬戸物屋さんで、安く買いました。1500円くらいだと思います。

この器は、横幅がかなりあるんです。今、計ってみたら、幅45㎝×奥行13㎝でした。ごく平均的なお稽古用水盤(たとえばこのような)の直径が、30㎝程度ですから、1.5倍くらいの幅を持っているわけですね。このくらいの幅があると、狭い家だと(我が家がまさにそうです)大きすぎて置きにくいこともあります。

狭い家に住む私が、「横に大きめ」の花器を買った理由は、大人になってから、公の場に生ける機会が発生してきて、
「家庭に置くために作られた花器よりも、ちょっと大き目が欲しい」
と思うようになったからです。この器は、公民館とか、某ビルの受付などに生けるときに活躍しました。どんな台でも、どんな花でも合わせやすいように、ただの黒い長方形という、無難な姿のものを選んでいます。

1点だけ、某ビルの玄関に生けた写真をお目にかけましょう。(大昔の作です)
↓紙からスキャンしたので、画像がよくないですが‥‥。

↑赤つるに、黄バラをたっぷりと生けました。いけばな的なつっこみを入れるなら、バラは、こんなに数を入れずに、場所を厳選して入れるべきでしょうね。でも、言い訳するなら、一般の方の出入りするビルで、ほとんどの360度の方向からの視線で見られる場所に、15分で生けたのですから、このくらいで勘弁して欲しいです。ちなみに、管理人22歳の作です。若かったなあ。

黒長角水盤(2)

黒長角水盤(1)との違いは、短い方の辺がやや長いことです(分かり難いな、この言い方)。要するに、(1)よりも長っぽそくなくて、水面が広いのです。

この水盤、かなり大型なので、睡蓮を生けるときに何回か使ったことがあります。

丸水盤・角水盤の類は、似たようなものが多いので、長くいけばなを習っていると、「同じじゃん」みたいな器がいくつか手元に集まることがあります。

しかし、花器の幅や奥行きは、思いのほか作品の全体像に関わってくるので、展示目的のいけばなを多く作る機会のある人は(展覧会とか、店舗生けこみとかが多い人は)、似てはいるけど、微妙に違う器をいくつか持っていても無駄ではありません。また、自分で教室を持っている人も、このような基本的な器は、ダブって持っていても役に立ちます。