エリクシア・ビオ 有機微炭酸ローズウォーター

2020年1月8日

またまた、「大して好きでもない、薔薇の飲み物」の記事を書いてしまいます。

これ、私が「薔薇の飲み物、食いものが好きだ」と思い込んでいた方からいただいたものです。(ゴメンね、好きなわけではないんだ。でも、興味津々で飲みました)
このブログでも、再三書いているのですが、私は薔薇を食うのも、飲むのも、どっちかと言えば嫌いなんです。ただ、職業柄そういうものをよくいただくのと、バラ園に行ったときにノリで買ってしまうことがあるので、年に数回は、「薔薇ソフトクリーム」とか、「薔薇の紅茶」の記事を書くことがあります。

自分では、「どっちかと言うと嫌い」なくせに、私もよく他人様には「薔薇の飲み物・食い物」を差し上げたりします。それは、女性は「薔薇のナニナニですよ」というと、大抵嬉しそうになさるのと、薔薇園や薔薇の産地のお土産としては分かりやすいから、というのが主な理由です。

で、今回いただいたのは、「エリクシア・ビオ 有機微炭酸ローズウォーター」というものでした。

私、この見てくれから、最初はローズウォーターだとは思いませんでした。実を言うと、「どっかのご当地サイダーか?」と思ったのでありました。

今までに飲んだローズウォーターは、全部ピンク色をしていて、このような透明のものは無かったと思います。
だからと言って、「バラらしくないわ」とは思いません。本来、バラから抽出するローズウォーターは、別にピンク色をしてないので、透明な方が、むしろリアルです。

ラベルに寄ってみましょう。

一見、ワインぽい感じです。これは、明らかに外国産のラベルですね。
どこの国から来たのかな。

おー、フランスから来たローズウォーターでした。

グラスに注いでみました。

白ワインみたいな色で、完全な「無色透明」ではありません。
炭酸がシュワシュワッとはじけるので、なんだかシャンパンみたいです。

お味はですね……。

私にとっては飲み易いローズウォーターでした。バラだけの風味ではなくて、柑橘系の香りと味を含んでいるからだと思います。私は、あまりムンムンに薔薇の味・香り・気配が満ちたローズウォーターだと辟易してしまうので、このくらい柑橘が入っているほうがいいです。

とは言っても、そんなに柑橘が主張しているというわけではありません。圧倒的にバラの飲み物なんですけど、柑橘が後ろから応援しているのでさっぱりと飲み易い、というほどの感じです。(ラベルをよく見たら、有機レモンエッセンスと書いてありました)

元来、薔薇の香りと柑橘香というものは、相性が良いものです。薔薇の品種によっては、「フルーツ香のバラ」というのがあり、「レモンですか?」みたいな香りのバラだってあるのです。

そうか、今度「ムンムンなローズウォーター」に辟易することがあったら、レモン絞って入れることにしよう!