自分が使った花材事典:ムラサキハナナ

ムラサキハナナです、という言葉とともにいただいたので、ムラサキハナナなのだと思います。

私はてっきり、これがムラサキダイコンというやつだと思っていました。この花は、わりとその辺の空き地とか線路脇にも咲いています。一度も見たことない人は少ないと思います。庭で咲かせている人に聞いてみると、「種まいた覚えないのに、自然に生えだした」ということも多いです。つまり、雑草みたいな花です。


まあどっちにしろ、アブラナ科の、紫色の大根みたいな花、です。こいつが絨毯みたいに一面に咲くときれいです。

画像のムラサキハナナは、庭で咲かせたものを切らせていただきました。増えて増えてしかたないので、いくらでも切れ、ということでした。
全部で5本くらい切らせてもらい、結構かさがあったのですが、一面に咲くような美しさは、さすがに5本では作れませんでした。

上の画像の花首が曲がっているのは、もともとの姿ではありません。この記事の菜の花と同じ理由で曲がったものです。
こういうところも、「やっぱりアブラナ科だなあ」と思います。