自分が使った花材事典:イワデマリ

2019年3月6日

コデマリではなくて、イワデマリです。

コデマリの、下垂しないヤツ、という覚え方で大丈夫です。
イワデマリは、立ち上がってくれるので、垂れたら困るときにはイワデマリの方が助かります。

花の顔だけ見ると、ほとんど見分けがつきません。(少なくとも、私には違いが分かりません)
でも、下の画像くらいだと、かろうじて「おや、イワデマリのほうだね?」と気づけます。

イワデマリとコデマリは、葉っぱもちょっと違うんですね。
コデマリの方が葉っぱがやわらかく、淡い色で、イワデマリの葉は固めで、つやがあります。

私は、コデマリの顔が好きなので、当然のようにイワデマリの顔も好きです。(だって同じ顔だもん)

なんとかならんかなあと思うポイントは、水から離すと、恐ろしく速やかにぐったりするところです。
すぐにぐったりするけど、水切りでもすればすぐに復活するので、私はささっと切り口を切りなおして使いますが、あのような「かなりのぐったり加減」だと、素人の人は「枯れちゃった!」と思って捨ててしまうのではないかと、ずーっと前からひそかに心配しています。

あと、この花の私的大好きポイントは、立ち上がり方が「きりっ」としているところです。
私は、コデマリのふわっと枝垂れる姿が大好きですけど、イワデマリの「きりっ」も好きなんです。
このような、細い枝までもりりしく立ち上がるところがイイです。

イワデマリは、庭に植えているお宅も多いです。
コデマリの広がり方もステキですけど、私がベランダで育てるとしたら、イワデマリのほうですね。だって、コデマリは幅があるから、狭いベランダに置くのがキビシイですからね。