自分が使った花材事典:アイビー(着色 ピンク)

このところ、着色花材ばっかりアップしていますが、私は本来着色ものはあまり好きじゃありません。

好きじゃあないんですが、たまに苦手の克服のためというか、「なんとか着色ものをいやらしくなく仕上げよう」という練習のために生けたりします。

このアイビーは、本来は緑に白い斑入り縁取りなんでしょうね、多分。

ピンクの色水を吸わせて、白い部分を薄ピンクに染める、ということなんでしょう。

アイビーなので、蔓ものです。下垂させて生けられます。
あま~い雰囲気があるので、ウエディングブーケなどに似合うと思います。

ところで、このアイビーは6月の稽古で使ったものなのですが、今でも花瓶の中で生きています。アイビーは簡単に発根するので、水に挿しておくと速やかに水栽培に移行できます。(もちろん土に挿すのも簡単です)
今私が思っているのは、「このピンク色は、いつまで保存されるのだろう」ということです。新しく出てくる葉っぱには、もちろんピンク色は乗ってこないはずです。だって、うちではピンク水なんて吸わせませんから。
普通の透明水に挿しっぱなしたときに、このピンクの縁の葉っぱは、枯れるまでピンク色なんじゃろか。それとも、徐々にピンクが抜けていくんじゃろか。

鉢に植える気は無いので、水栽培でいけるところまでいってみて、ピンク色がどうなるのか観察したいと思います。