自分が使った花材事典:ハロウィンカボチャ(小)

2024年12月27日

品種名「ハロウィンカボチャ」?

どう調べても「ハロウィンカボチャ」としか出てこなくて、正確な品種名が分かりません。

てゆーか、「ハロウィンカボチャ」が品種名なのかもしれません。

実は以前にも、「ハロウィンカボチャ」はアップしています。でも、それと一緒の品種ではないと思います。以前にアップしたものは巨大かぼちゃで、この記事のかぼちゃはミニカボチャなんです。

↑こんな大きさでした。

このカボチャは、目的としてはいけばな花材としての購入だったのですが、最終的にはハロウィンランタンに仕立てられました(いつものことです)。

初めてハロウィンランタン用シールを使ってみた

目鼻をくりぬいてランタンにする前に、今回初めて、シールで顔を作ってみました。黒い目と鼻と口のランタン用シールが付いてたからです。
でも……どうやらサイズが合わないようでした。サイズが合わないと、こんなことになります。

いやいや、なにこれ。何この人。

ジャックランタンではない。断じてない。
ジャックランタンのジャックさんは、悪人のはずである。でも、多分この人は良い人。穏やかな気質の良い人。多分だけど。

良い人そうでほっこりするんだけど、ハロウィンかぼちゃとしてはどうなんだ、ということになり、顔シールは剥がされまして、やっぱり顔を切り抜いたハロウィンランタンにしてみました。

ハロウィンランタンに仕立てました

今まで、ハロウィンランタン作成については、基本的にこっちでアップしてきたのですが、だいぶいろいろなカボチャを網羅してしまったので、ついにこちらのブログにアップすることにしました。

作成画像と言っても大したものはないのですが、まあ下をくりぬくところからご覧ください。

↑かぼちゃの上を切る方法と、下を切る方法があるのですが、私はいつも下を切ります。理由は、上だと、切りそこなったときにどうにもならないからです。

私は画像のように、四角く切り抜くことにしています。丸く切り抜くのは、一回やってみたらものすごく難しくて、まっすぐ刺せばいい「四角切り」に統一してしまいました。

で、四角く抜いたところから、スプーンなどを突っ込んで、中の種やワタをかきだします。できるだけ残さずにかきだした方が良いです。

中身を出してから、顔を彫ります。私は大体最初に口を切り抜き、その後に目を切ります。私にとってはその方がやりやすいからそうしているのですが、誰にとってもその順番が良いのかどうか分かりません。なので、「あくまで個人のやり方」です。

口を切り抜き、目も三角に切り抜いたのが、下の画像です。

私はここまできて、ちょっと迷いまして、「鼻どうする?」と思いました。
私は、大型あるいは中型のかぼちゃをランタンにするときには鼻を切り抜きますが、小さいかぼちゃでは基本切り抜きません。失敗するのが怖いからです。かぼちゃが小さいと、鼻をだいぶ小さく切り抜かねばならないのに、うっかりナイフが走って切りすぎてしまうんじゃないか……と思うからです。
目と口さえ開いていれば、ハロウィンランタンの体裁にはなるものですから、鼻は回避しようか、とも思ったのですが、目と口を切った時に、小さいけど切りやすいかぼちゃだなとの感触だったので、「多分イケるんじゃないか」と思い直し、鼻も切り抜いてみました。

良かった! 失敗せずにできました。
というわけで、点灯します。

↑光源は、アロマキャンドルです。小さな平べったいアロマポット用のキャンドルに火をつけ、その上にかぼちゃを直接置いています。もっと大きなかぼちゃだったら、本物のランタンのように、中にキャンドルを立てられるのですが、このカボチャの大きさでは無理でした。

アロマキャンドルなものですから、アロマの甘い香りが立ちました。
小さいとはいえ、火の付いたキャンドルなので、点灯中は、絶対にそばを離れないようにします。そもそも、我が家では、このような小さいなハロウィンランタンには、長時間火をともしません。
生のかぼちゃなので、果肉に火が付いたところで燃え上がりはしないと思いますが、取り残したワタの繊維が焦げて煙が出るくらいのことはありそうに思います。火をつけるなら、安全第一で点けましょう。

↑すごくまっとうなハロウィンランタンになりました。

加工日後にどうなったか

ハロウィン当日に加工したランタンが、その後どうなるのかを追跡してみました。

下は、2日たった様子です。

まだ、飾っておける状態にあります。切り口が乾き始めていますが、そのおかげで、顔立ちはかえってくっきりしたくらいです。内部の状態も問題なく、意外に長持ちしたりして……と思いましたが、4日目にはカビが発生してきました。

上の画像の、モザイクがかかっているところにカビが出ています。やはり、水分のある内側からカビてきます。
結果、キレイだったのは、加工日を含めると4日間です。

追記:種を取りました

下は、ランタンを作った時に取り出した種です。

来年、種まきしてみる予定です。