自分が使った花材事典:ハロウィンカボチャ(自家製)

こちらの記事→2022年版:ハロウィンカボチャを育ててみる(6) で収穫したと書いたハロウィンカボチャです。

私のいい加減栽培では、ミニカボチャにしかなりませんでした。
しかし、これでもいけばな教室の教材の役目をはたしてくれました。

草月流は、野菜をすごく普通の花材扱いして生けます。どんな生け方をするのも自由なのですが、私は自分の教室で、「盛もの」という、野菜や果物を配置する生け方の作例に使いました。

カボチャですから、加工せずに取っておけば、結構日持ちするので使いまわしも可能なのですが、盛ものにした後にハロウィンカボチャにしてしまい、稽古には一回しか使いませんでした。

カボチャ自体を描写しておきますと、

扁平な、いかにも「カボチャ型」の姿。(親カボチャはこうではありませんでした)
オレンジと言うより黄色の果皮。
皮はだいぶ、カチカチでした。

下の方は、まだ青さが残っています。本当はもっと熟してくれるような気がしてなりません。そしたら、オレンジ色の実になったのでは、とも思います。しかし、蔓が全部枯れて、「これ以上の変化は無いだろう」と思ってからの収穫をしています。
ということは……蔓(というか、株)の命をもう少し長らえさせればよかったんだろうか?

↑このカボチャの、たった一か所の傷。まだ実がやわらかいころに、どこかにぶつかったのではないかと思います。
一か所傷アリではありますが、おおむねきれいなカボチャと言って良いのではないでしょうか。

実を言うと、このカボチャの種も取ったのですが……そろそろカボチャ栽培は打ち止めにしたいと思いますので、種まきをする予定はありません。