皇居東御苑バラ園(東京都)
皇居東御苑バラ園
皇居東御苑の中に、バラ園があります。「バラ園がある」というより、「バラコーナーがある」という方がふさわしい規模で、記事トップの画像の中に写り込んでいる範囲になります。
この規模なので、品種数・株数は正確に把握できて、2024年現在で、14種32株です。
バラ園は、皇居東御苑の、ほんの小さな一角
上にも書きましたが、バラ園は、一目で見渡せるくらいのスペースです。なので、このバラ園だけを目指して訪れるのはお勧めしません。東御苑を見に行こうか、と思うときに立ち寄れば良いと思います。
↑上の画像の、黄色い丸が付いているところがバラ園です。
皇居東御苑バラ園の品種
品種数はたった14種なので(2014年現在)、ここに全部挙げてみます。
- テリハノイバラ
- イザヨイバラ
- シロバナハマナス
- コウシンバラ
- カノコ
- フローレンス・ナイチンゲール
- ノゾミ
- ハマナス
- マイカイ
- サクラバラ
- サンショウバラ
- ナニワイバラ
- ツクシイバラ
- モッコウバラ
フローレンス・ナイチンゲール以外は、全部和名のバラです。皇居のバラ園として、和種にこだわっているんでしょう。ナイチンゲールは、歴代皇后が赤十字の名誉総裁を務めていることと関係あるのではないかと思います。
全体的に、「和」なバラ園である
上に品種名を挙げましたが、多くの品種が、蔓性・半蔓性で、一重咲きのものが多いです。モダンローズはフローレンス・ナイチンゲールしかなく、主に原種に近いバラで構成されています。全体的に、たおやかな和の風情を感じるバラ園になっています。
栽培のためのツールにも和のバラ園らしさは感じられて、下のような竹製トレリスが導入されています。
皇居東御苑 画像
バラ園以外の場所の画像があるので、参考までに貼っておきます。
↑白鳥濠の石垣
↑二の丸雑木林に続く道
↑大芝生。
↑大芝生の奥に見えるのは、天守台。
↑大奥跡には、シロツメクサがたくさん咲いてた。
アクセス・その他
- 休園日……月曜日と金曜日(天皇誕生日以外の祝祭日には開園。月曜日に開園した場合は、翌火曜日が休園になる)
- 入場無料
- 宮内庁の管轄なので、手荷物チェックあり
- 公式サイトはこちら→宮内庁 皇居東御苑
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