自分が使った花材事典:オニユリ

品種不明のユリとして、ガーデニングカテゴリで栽培記事をアップしていたものです。

開花して、はれてオニユリだとわかったので、切って飾っていました。

切り花品種と比べると、野趣があると言うか、花弁は完全に反り返り、花弁表面には黒いゴマが散り、なるほどこのまま花束の王道花材にはしにくいのかなあと思います。でも、反りかえりも黒ゴマも、すてきな要素なんですけどね。……もっと切り花出荷すればいいのに。

↑むかごがついておりました。やってみたこと無いけど、これを土に植えたら増やせるわけ?

ユリがたいていそうであるように、このオニユリも、つぼみが最後まで全部咲いてくれました。

つぼみは全部で5個あり、上の画像は一個目の花、下の画像は、10日後に咲いた最後の花です。

最初の花と最後の花は、思ったほど大きさの違いはありませんでした。10日間にわたって5個の花が拝めたのですから、満足です。

何度も書いていますが、私は自宅で生けるときには、ユリの花粉を取りません。花粉の無いユリが、私にはどうにも間抜け面に見えて仕方ないからです。このユリは、花からしべがぐいーーんと出ているので、なおさら取ると間抜けになる気がします。(でも、花粉が嫌いな人はとってください)