京成バラ園(千葉県)

2022年10月6日

京成バラ園とは

京成バラ園芸が運営するバラ園。30,000m2の広大な敷地に、1,000を超える品種が育てられている、国内でも有数の大規模なバラ園です。
所在地は、千葉県八千代市。ローザリアンなら、一度は足を運びたいバラ園の一つです。

園内のバラは、HT、F、Min、CL、修景バラ、Eなどの系統や、香りなどの特徴でおよそのカテゴリ分けをされています。当然ながら、京成バラ園芸作出の品種が充実しています。

品種数の多いので、数多くの品種を撮影したいタイプのバラカメラマンには、特に愛されているバラ園です。

歩けば歩くほど、面白いバラがある

入園パンフレット

京成バラ園は広いので、歩いているうちに、すでに見たエリアかどうかわからなくなりやすいです。
特に、きれいに区画整理された園中央部分よりも、園の周辺部分の方の道が混乱しやすいです。

しかし、レアな品種が隠れていたり、放任主義で育てられた原種系バラが野性味あふれる姿を見せて面白いのは、むしろ周辺部分の方ですので、人影が少ない小道の先まで見に行ってみることをお勧めします。

品種数・株数

およそ1,000品種、7000株のバラを見ることができます。

アクセス・その他

※たびたび通う人には、年間パスポートがお得。4回通えば元が取れます

園内施設・隣接ショップ

カフェ「パティオ」

バラのケーキやローズティー、バラのソフトクリームがあります。
一番人気は、バラのソフトクリームで、店内の9割くらいの人がバラ・ソフトを食べています。

レストラン「ラ・ローズ」

バラ園内を眺めることができるレストラン。(バラに因んだメニューは特に無いようです)
バラのシーズンになると、満席で入れないことも多いです。

ローズショップ

園の入り口手前にあり、入園しなくても買い物できます。
バラのジャムやスイーツ、バラモチーフの雑貨、バラのコスメなどがあります。人気商品は、バラのアイスらし。変わったところでは、「バラのういろう」などというものもあります。

少しですが切り花もあって、アプローズ(夢の青バラ)の切花が買えることもあります。

ガーデンセンター(バラ苗販売所)

バラ苗や、肥料、ガーデングッズなどが買えるショップ。

1,000品種以上のバラ苗が並ぶ姿は壮観。一般的な「バラ園内の苗売り場」とは、まったくスケールが違います。園芸雑誌でしか見たことのない憧れのバラに出会える可能性も大。
ショップスタッフは、さすがに商品知識が豊富で、質問には明快に答えてくれます。