新宿御苑 バラ花壇(東京都)

2022年12月8日

新宿御苑の中の、バラ園です。バラ園というか、名称としては「バラ花壇」です。

新宿御苑 バラ花壇とは

新宿御苑は、大名屋敷跡を整備したもので、環境省が管轄する公園です。もともとは宮内庁直轄の植物園だったので、園内には植物が非常に豊富です。
その中にあって、バラ花壇は、御苑正門入ってすぐのところにありますが、正門は通常時は閉鎖されているので、花壇に近い入り口は、千駄ヶ谷門か大木戸門です。

バラ花壇は、御苑のほんの一部

バラに特化した公園ではないので、園内でバラ花壇の占める面積は、ほんの一部です。下の園内図の中で、右端の方にある、白い四角い部分に緑のポチポチが並んでいるところにあるのがバラ花壇です。

↑バラ花壇は、「白に緑のポチポチ」のゾーンの、四角が二つ並んでいるような部分だけです。なので、せっかく御苑に行くなら、バラだけ見るのでは勿体ないです。時間があるなら、園全体をのんびり散策し、日本庭園や温室の植物も堪能すると良いです。
御苑は入園料500円しますので、バラだけでは元が取れないと個人的には思います。

きれいに整形されたバラ花壇

バラ花壇は、プラタナス並木を背景に、きっちり四角く作られていて、本当に花壇らしい花壇です。バラを見るには、二つの四角い部分を、ぐるっと回るようにして見ます。ちなみに、四角い区画の中には入れません。

品種数・株数

花壇内のバラは、約120品種、約500株。

品種のラインナップは、ごく正統派で、名花と呼ばれる品種が多く、特に珍品はありません(今のところ)。

バラをゆったり見物できます

上にも書いたように、新宿御苑バラ花壇は、特に敷地面積が大きくもなく、大量の品種・株があるわけでもないので、マニアックなローザリアンからすると、物足りないのだと思われます(でも、都内在住のバラ好きなら、一回は行っても良いと思います)。

そのため、バラシーズンでも人の波ができるようなことは少なく、ゆったりと薔薇を鑑賞できます。
バラ花壇の周辺の敷地がゆったりしていて、おおらかな自然に抱かれているようでありながら、バックには新宿のビル群が控えているという、独特な眺めを楽しめます。

基本、園内はのんびりしている

新宿御苑内は、特殊なイベントでもない限りは、非常にのんびりムードな公園です。遠足で来ているらしい子供たちが芝生でお弁当を食べていたり、画板を持って写生している人がいたりします。

そのほか、よく見かけるのは、カップルや、外国人観光客らしき人や、大きいカメラバッグを下げている写真愛好家さんたちです。

アクセス・その他

アクセス・入園料・休園日等はこちらで確認を→新宿御苑 公式サイト