敷島公園ばら園(群馬県)

2021年8月19日

敷島公園ばら園とは

敷島公園ばら園は、群馬県前橋市にある、敷島公園の中にあるバラ園。前橋市が管理している公園です。

敷島公園ばら園は、「北関東の雄」

北関東には、意外にバラ園が少ないです。その中で敷島公園ばら園は、頭一つ抜けた存在です。

世間的な認知度では、北関東の「花の公園」としては、あしかがフラワーパークがもっとも有名ですが、敷島公園ばら園は、バラにおいてはあしかがフラワーパークの約6倍の品種数・約5倍の株数を見ることができます。

もちろん、あしかがはバラだけの公園ではないので、単純に比較するべき対象ではないのですが、ローザリアンにとっては、「あしかが」よりも「敷島」です。バラだけを目当てに、「どちらに行こうか」と悩むなら、そこは敷島に行くのが順当です。

無料(今のところ)とは思えない、充実したバラ園

※2021年現在は入場無料です。が、以前から整備が進むたびに「有料化?」という噂が流れます。無料かどうか正確に知りたい場合は、前橋市の公式案内を確認してください→敷島公園ばら園

敷島公園ばら園の敷地面積は、45,000㎡。入場無料で、これだけの広さで管理が行き届き、美しく整理されたうえに、品種数・株数ともに豊富なバラ園は珍しいです。(上空から航空写真で見てもキレイ)
スペースもゆったりとして、気持ちよくすごせるばら園です。

見どころは、「周辺部」

このバラ園の見せ場は、園中央の幾何学的に配置された植栽とされていますが、真のバラ好きを満足させるのは、むしろ園周辺部の、マニアックな品種の方です。
役所的な、広く一般向けに作った公園としては、かなりマニアック品種が多いラインナップです。

特に、オールドローズのコーナーは、まだまだ整備の途中であり、今後も面白い品種が増えていくものと思われます。

品種数・株数

約600品種、約7,000株のバラが植栽されています。

アクセス・その他

  • 年中無休
  • 入園料は無料(2021年現在)
  • 開園時間は9時~17時
  • 公共交通機関で行くなら……関越交通「老人センター入口」で下車。バラ園の横に停まるので、迷うことはありません
  • タクシーで行くなら……行く先は「敷島公園ばら園」と言うこと。敷島公園自体は広大なので、公園の反対側に着けられてしまうと、20分ほども歩くことになります
  • 注意:マイカーで行くなら……敷島公園のメインは、各種スポーツの競技場なので、スポーツの大規模な大会などがあると周辺が渋滞し、駐車場もあふれてしまいます。マイカーで行くなら、スポーツその他の大規模イベントの有無を確認してから行くのが安全策です