花袋(華道用)
華道用 花袋には、結構種類がある
うちには、大体いつでも5~6種類の花袋があります。
↑画像の花袋は、左から、
- 草月流公式花袋(ゴールド)の、一番大きいサイズ 4,000円くらい……高いけど、丈夫なので十分もとは取れます。私は10年以上使うつもりでいます
- 初心者向け 1,000円くらい
- 手作り……人が作ってくれた
↑上から……
- 草月流公式花袋(シルバー)の、一番大きいサイズ 4,000円くらい
- 初心者向け(ブラウン柄) 800円くらい
- 初心者向け(ブルー柄) 800円くらい
私が自分で使うのは、草月花袋の大きいやつだけで、あとは教室のお弟子さんに貸し出し用です。
華道用 花袋はどこで買えるか
私がメインで使っている花袋は草月流で売っているものなので、草月会館や、草月展に出る売店、草月流のショップ「蘭」のオンラインストアなどで買えます。また、草月流の教室でも買えるところが多いです。
花袋は、特に流公式の道具でなくても、いろいろな商品が巷で売っていて、華道具屋、ハンドクラフト店、デパート(最近はあまり扱っていないようですが)、花屋、各教室などで買うことができます。
現在では、一番手軽に買えるのはネットショップかもしれません。実物を見ずに買うときには、サイズをよく確認しましょう。
華道用 花袋を作ることもできる
上の画像で、「この袋」と記してある花袋は、人に作っていいただいた手作り品です。
私は、自分で縫物をしないのであまり分かりませんが、基本的にまっすぐ切ってまっすぐ縫うだけの構造なので、少し慣れた人なら簡単にスピーディーに作れるそうです。
下は、手作りする方のために役立ちそうな画像&作り方です(作り方は、縫物できない管理人が、画像の花袋の実作者に言われたまま手順を書いたものです。分かり難かったらすみません)。
手作り花袋……持ち手部分
肩にかけることができる「持ち手」は、袋の口に一か所、袋の高さの真ん中くらいのところに一か所、縫い留められています。
この花袋には、「手提げ風持ち手」はなく、「肩掛け用持ち手」しかありませんので、肩にかけられない寸法にしてしまうと持ち手の意味がありません。
参考までに、この花袋の寸法を書きますと(出来上がり寸法です)、
全長(=高さ)76cm、幅26cm、持ち手の長さ63cm、持ち手の幅2cmです。
手作り花袋……ファスナー部分
袋の口を大きく開けることのできる「ファスナーで開く部分」は、最悪無くても機能は果たすのですが、あった方が絶対に使いやすいです。
手作り花袋……紐部分
お花を入れた花袋の胴を、ぐるっと縛る紐は、上の「ファスナー」と同様、無くても花袋の機能は果たします。が、会った方が良いこともあるので、できれば付けられたら良いと思います。
手作り花袋(紐無しバージョン)作り方
使用する材料・道具
- 布……防水性のあるものを使うとより良い
- 糸
- 針、まち針
- ファスナー
- 裁ちばさみ
- ミシン(手縫いでも可)
手作り花袋 作成手順
- 上の図を元に、布を断つ
- (布の長いほうの辺の端の始末をする)長い辺を両方、布の表から裏に向かって0.5cm幅で折り返し(つまり図の中の水色の線で折り返す)、折山から2㎜のところにミシンをかける(ロックミシンがあればロックミシンをかけてもいい)
- 袋の底になる方の56cmの辺(図で「こちらが底になる」と書いてある方の辺)を、布の表から裏に0.5cm折り返して、折山から2㎜のところにミシンをかけ、端の始末をする(ロックミシンがあればロックミシンをかけてもいい)
- 布を中表にして短いほうの辺を半分に折り、図の中の緑の線どうしをあわせてミシンをかける。(紫の線の部分はミシンをかけない。この部分の長さは、ファスナーの長さから算出する)
- 袋の口になる側の辺の端を、布の裏側に0.5cm折り返し、折山から2㎜のところにミシンをかけて端の始末をし(ロックミシンをかけてもいい)、折り返してミシンをかける
- 紫の線が合わさる部分の、端の始末を下側を1cm残したところからファスナーを縫い付ける
※この段階で、布は長い筒状になっていて、口と底の部分は端の始末だけしてある状態 - 図の「この線は折り目です」と書いてある線で折り(アイロンをかけるとピシっとする)、底になる辺にミシンをかける
※この段階で、底ができて全体が袋の状態になる - 中表になっている布を返して、外表にする
- ショルダー式の持ち手を作る(この布の図はありません)。持ち手にする布ひもの作り方はこちらのサイトを参照ください→ https://book.nunocoto.com/sewing_abc/2016060911791/
※持ち手の長さはお好みで。私の花袋の持ち手の出来上がり寸法は60cm×2cm まあこのくらいが使いやすいかもしれません - 持ち手を、使いやすい場所に(おすすめは、片方の端を袋の口のどこかに、もう一方の端を、その下の、袋の真ん中あたりに)縫い付ける
華道用 花袋:初心者は何を買うべき?
一番小さくてシンプルな花袋は、70cm×20cmくらいの防水布の袋に、小さな持ち手が付いているようなもので、数百円から買えます。ごく一般的なお稽古花を生けているうちは、この手の花袋でまず問題はありません。
初心者の方で、どんな花袋を買おうかと迷っている方は、数百円~2,000円くらいのもので、自分の好きな色で、取っ手の位置が使いやすそうなものを選べば良いと思います。(実際には、取っ手はあまり活用せず、袋の本体を抱えて歩くことになる可能性が高いですけど)
【華道具・生け花用品】華道具 生け花 道具 花袋【華道具・生け花用品】フラワーバッグ ツーウェイ花袋ハード
いつか、「大きい花袋」が欲しくなる日が来る
上の項で書いたような、小さくてシンプルで安価な花袋は、少し本格的に習い始めて、巨大蔓を使ってみたり、変わった形のものを使ってみたりするようになると、徐々に役不足になってきます。そう思う日が来たら、大きな花袋に乗り換えましょう。
下に、私の持っている大きい花袋の細部画像を貼ってみますので、これから買う人は参考になさってください。
「サイズ大 花袋」の細部
花袋には、結構いろいろな工夫がされていますので、その画像を出してみます。(花袋を手作りしようと考えておられる方も、ぜひご参考に)
下のように、口のところがファスナーで大きく開くようになっています。変な形の枝や蔓を入れたりするときや、パンパンに花材を詰め込むときに役立ちます。
この花袋は、肩掛け式です。ここまで長いバッグ(83cm)になると、上の方に持ち手をつけてもどうしようもないので、こういう構造になります。
せっかくショルダー式になっているのに、私はこれを肩にかけないことが多いです。私のデフォルトは「腕で抱え持ち」です。
また、肩にかけるときも、「花材を背中側に背負う」のではなく、「花材を前にして抱える」ようにします。これは、普段は「背負い持ち」の人にも、電車の中などではおすすめしたい持ち方です。電車の中でリュックを前に持つのと同じ理由です。
幅の大きい花袋では、「縛って留める紐」の存在が、なかなか大きいです。
この花袋は、幅が35cmもありますので、袋の口が「べらーん」としてしまうことがあります。そのため、口の付近を縛る紐がついています。
小さな花袋だと、紐は上部にしか付いていないことも多いのですが、大型の花袋には、大抵上下に紐が付いています。
上下とも縛って、下の画像のようにして持ち歩きます。
手作りするのであれば、「持ち手」と「紐」を、自分の使いやすいように工夫されると良いかと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません