青磁投入れ

2020年4月8日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


この器も、「昔いけばなをやってたけど、やめてしまってもう使わないから」という方にいただいた器です。ホントに、うちはこのパターンで入手した器が多いです。

たくさんいただいておいて、こういうことを言うのも申し訳ない話しなのですが、人がくれるという器を、こっちがすべて気に入るとは限りません。女性の方なら、「人が、これいらないんだけど着る?と言ってくれた服」みたいなものだと言ったら、わかってもらえると思います。
花が挿せれば何でもいいんだろ、花瓶なんて、と人は思うかもしれませんが、花器というやつは服と同じくらい好きずきがあるものなのです。

で、私は、この器を嫌いだという話ではないのです。なんと、すごく適当に頂戴した器なのに、珍しく結構気に入っている器だったりします。うちのお弟子さんたちに聞いてもらえば分かりますが、私はこの器を比較的よく使います。

この器は、高価なものではないはずです(くださった方、ごめんなさい)。むしろ、初心者用に、安く買ったものだと思われます。
自分の気に入りポイントは、自分でもよく分かっていないのですが、多分、ウエストがあるところと、口が丸じゃないところだと思うんです。

↓こんな挿し口になっています。

丸い挿し口で寸胴なのは、ほかにも持っているので、それらとはちょっと違った要素があるところが嬉しいんだろうと思います。

この器、古くて安い花器ですし、タダでゲットしたものでもあるので、気に入ってはいるけど、私はそう大事に使っているともいえません。
大事に使いたいなら、私は製造元のシールなどは剥がす主義です。

元の持ち主さんも、貼ったまま使ってたんでしょうなあ(未使用の花器ではありませんでした)。取ろうと思えば、すぐにも取れるんですけど、年月がたってきれいにはがすのが面倒そうなので、「まあいいや」と思って貼ってある面を後ろにして使っています。
今、しみじみとシールを見て気が付きましたが、砥部産なんですね。ためしにヤフオク!で「山田雲石」を検索してみたら、青磁の花瓶が1点ヒットしました。

最後に、恒例の「口の大きさチェック」です。

使いやすい大きさですね。

「指で口の大きさチェック」というのは、人から見ると合理的に感じないらしいのですが(実際にwebショップの花器は、大きさをcmで明記するのが普通ですから)、お料理と同じことで、「目計り、手計り」が一番手っ取り早くて、私には感じがつかめるのです。