船型花器

2020年4月1日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


尾張瀬戸で買った花器です。一万ちょっとのお値段だったと思いますが、小さな欠けがあり、一万円に負けてくれました。

上の画像を、「床に直置き」で撮っているのは、かなり大きさがあるからです。幅が、80cm弱くらいあります。つまり、玄関にちょっと生ける、みたいな使い方をする花器ではありません。大作専用の花器と言えます。

奥行きは、一番広いところで14cmくらいです。

横幅が広いので、なんだか薄っぺらい花器に見えますが、深さも10cm以上ありますので、見た目よりも水がたっぷり入ります。

私は、この器を、「いつか大作を生けるようなことがあったら使おう」と思ったまま、その機会も無く、長いこと眠らせていました。
大きいので、資材部屋の中でも邪魔で仕方ないんです。こんな大きいものを収納できる棚も、箱類も無く、本当に床にドテンと置いていたので、たまに、作業中に蹴っ飛ばしてしまったりしていました。
「使う前に、壊しちゃうんじゃないか?」
と思っていましたが、買って20年ほどもたってから、やっと日の目を見ることができました。高さが180cmくらいもある大作を、薄っぺらいくせに頑張って支えてくれました。

実際に使って分かったのは、軽くて持ち運びに便利だということと、欠けやすそう(実際、すでに欠けてるわけですが)なので、欠けた場合を想定して茶色のマジックか何か持っておく必要があることです。結局、どちらも「安い花器」の特性ですね……。

このような大型花器を使う作品は、私はそうたびたび生けないので、次に使うときまで、また長い休眠に入ってもらうことになります。次は、また20年後かもしれません。