本日の作品

2018年8月29日

青山の、草月会館のレッスンに出てきました。

珍しく、ケータイで写真を撮ったので、貼っておきます。


この作品は、何がどうなってるの?という感じですよね。

素材は、ミリオン・バンブー(ドラセナの一種)です。ミリオン・バンブーの茎に、縦に深く切り込みを入れ、二本足になるように裂いていき、その足の突っ張りをからませたりすることで自立しています。ちなみに、物理的に、倒れないように考え抜いたものではありません。ノープランで、適当にいじっていると、こういうものは大抵立ちます。

一般の方からすると、「ヘナヘナの茎だけで、なんで立てられるの?」という感じかもしれませんが、草月人は、なぜかこういうスキルには秀でています。
最初から、茎だけで適当に立たせる気満々だったので、器も用意していません(立たないかもしれない、ということの方が、むしろ想定外です)。

この作は、特に何をイメージしたということではないですが、作っている途中から、作者は「火星人みたいだねえ」と思っていました。どうやら、家元もそんな風に思ったようです。
批評は、私としては滅多に無いほど誉められました(だから、普段撮らない写真を撮ったのです)。「きれいだ」と言われたので、「火星人ぽくてきれい」といういけばながあり得る、ということになりますね。

その他

Posted by sei