【失敗?】ペットボトルで自作花器

2024年3月6日

ペットボトルをリメイクして、お手軽自作花器を3点作ってみましたが、どうやら3つとも失敗した気配があります。
このままボツ作にしてゴミとするだけだと、あまりにも悔しいので、制作過程を記事にしてみようと思います。
失敗したのは、大きさというか、縦横比だと思うので、「作り方」自体は失敗ではありません。縦横比を事前にちゃんと考えれば、誰でも簡単に成功します。

水性ペンキでペットボトルをリメイク(大・小)

ペットボトルを途中から切って、水性ペンキで着色したものです。着色の方法は、今までに何度か記事にしていたのと同じ方法で、
容器の中に、好きな色の水性ペンキを垂らし、内部を着色する
というやり方です。

作成画像を出しますと、

↑ペットボトル内に、白と青の水性ペンキを落とす。

↑ペットボトルを回して、内部でペンキを広げる。

↑ペンキを何か所にも落とし、さらに広げる。内部の全体に広げたら出来上がり。

ガラス絵の具でペットボトルをリメイク

ガラス絵の具で、切ったペットボトルの内部に、適当に線を描く。

別の色でも、同じように不規則な線を描く。

自分で、「このくらいで十分」と思うまで線を引き、最後に縁の上を、好きな色で一周する。

絵の具が乾いたら出来上がり。

幅を出し過ぎている?

上の3本のリメイクペットボトルは、所詮廃物利用なので、そんなにきちんとした器のつもりはありません。軽快に面白く使い、飽きたり汚れたりしたら捨てられる花器と思って作っています。

しかし、作ってからしばらくしたら、なんとも言えず使い勝手が悪いことに気づいてしまいました。
これは、よく考えないと花を生けられないタイプの形です。気軽に2~3本の花を放り込んだり、花束をそのまま放り込んだりすることができません。小さい花をちょこっと飾ったりなどの、「なんも考えずに挿す」ことができない器でした。

その元凶は、幅が大きすぎることのようです。もう少しすらっとしていたら、いくらでも使いようがあったと思われます。

せっかく手間と時間をかけて作ってしまったので、何にも活用せずに捨てようとは思いません。なにか、面白いけばなの素材にするか、お稽古場に出してみるなどして、一度はきちんと役に立ってもらおうと思っています。

もし、生けるのにどうしても適さないと思ったら、水栽培容器か、いっそ下に穴を開けて、鉢にしてしまうかもしれません。

追記:いけばなに使ってみました

失敗したなあ、と思って、長いこと使わないで取っておいたペットボトル花器を、やっと活用しましたので、追記します。
下のように使いました。

なんと、真っ向から胡蝶蘭を生けました。玄関にしばらく飾っていましたが、これくらい当然のように胡蝶蘭を挿すと、逆に誰もペットボトルとは気が付かない、ということが分かりました。当初は面白花器として使おうと思っていたものですが、意外にまともに花を生けても大丈夫なのかもしれません。