自分が使った花材事典:綿

ドライの綿はよく使いますが、フレッシュな綿の枝を使ったのは初めてでした。

フレッシュな綿の枝は、わりとレアです。なので、使いにくいだろうとわかっているのに思わず買ってしまいました。

綿が使いにくいだろうという推測は、ドライの綿がそうであるように、わりとぶっきらぼうな線の枝であることと、脇枝が、横張りなのにもろそうなことからそう思いました。で、使ってみたら、案の定扱いやすくはありませんでした。

しかし、青い実と、柔らかで儚げな様子のつぼみが魅力的なのと、次はいつ触れるかわからないという思いから、喜んで家に持ち帰ってきました。

綿のつぼみ

綿のつぼみは、柔らかで、優し気な風情。

このつぼみのガクの中には、もちろん花がスタンバイしています。
ガクを広げて中を見てみましょう。
↓ ↓ ↓

私は、綿の花自体には子供のころからなじみがあります。私が通った小学校の裏庭に、綿とへちまを栽培していたスペースがあって、そこに毎年咲くのを見ていましたから。

でも、小学校の裏庭で見た、あの、トロロアオイのミニバージョンみたいな花が、花瓶の中で咲いてくれるとはあまり思えませんでした。根拠は、入荷した枝の中に、開花している枝が一本もなかったからです。花弁が、ちょっと顔をだしている枝はあったものの、パッカリと開花しているものはありませんでした。

で、果たして推測の通りになりました。
つぼみから、少しは花弁が出てきましたが、「ちょっとほころんだ」という程度でした。

↑これ以上、花は出てきませんでした。

綿の、青い実

小学生時代に、私は「綿の花」と「綿の白い実」の様子には親しんでいました。しかし、はじける前の「青い実」の様子は、とんと見た覚えがありません。茎も葉っぱも青々しているから、そばを歩いていても気が付かなかったのだと思います。

画像の綿の枝についていた青い実は、かわいさと不思議さを持った面白いものでした。

この綿の実は、触るとカチカチに硬いものでした。この中にあのフワフワのコットンがどんな感じで潜んでいるのかと思い、試しに一つ切り開いてみることにしました。

綿の実を切り開いてみた

ただただ好奇心で、綿の実を開いてみました。

フローリストナイフで、綿の実についている筋の通りに切り込みを入れていきます。

お! 中が真っ白。

ああ、乾いてないだけで、ちゃんと綿の体裁になっています。これが乾いたら、フワフワの綿になるんですね。

フレッシュな綿のドライ化

私は、今までフレッシュな綿の枝を入手したことがなかったので、綿の自家製ドライは作ったことがありませんでした。
なので、きれいにできるのかどうかわからなかったのですが、学校の裏で立ち枯れていく綿なら毎年のように見ていたので、「たぶん、切り花でもできるのではないか」という軽い気持ちで制作に着手しました。

着手したところ、できることはできたので、それについては別記事でアップしようと思います。
ここには、「上の項で切り開いた綿の実を乾かしてみたら、きれいにフワフワにならずにペッちゃんこになってしまった」ということだけ書いておこうと思います。