自分が使った花材事典:トリカブト

意外にも、これをアップしていませんでした。

切り花トリカブトにも、いろいろあります。このタイプは、私はまあまあ好きなタイプです。一番好きなのは、もっと「野草の風情」が濃いやつです。茎や葉ががもっとナチュラルで、整理整頓されておらず、「その辺の山からとってきました」といった見た目のものが私は好きです。

トリカブトというと、「毒」を思い浮かべる人が多いです。トリカブトの毒は、確か根にあったと思います。
根元近くの茎の方には、毒があったりするんだろうか……などと思いますが、手に切り傷だらけでトリカブトのバケツなんて扱っていても何ともないので、少なくとも流通している切り花トリカブトは毒に留意する必要はないんじゃないかと思います。

トリカブトのカブトは、もちろん「兜」です。個人的には、「兜というより烏帽子じゃないの?」と思っていますけど。

↑烏帽子っぽくありません?

トリカブトは、なんの仲間なのか、扱うとすぐにわかります。実は、上の画像にも、「あの花にそっくり」という顔が現れています。おしべ・めしべの様子、葉っぱの形に注目してみてください。

花よりも、むしろ「花弁の落ちた後」を見ると一番わかりやすいかな。

これはもう、これしかない→デルフィニウム
この情報、ちょっと意外でしょ。