2019年版 花の情報局の自由研究:スイカを食べる→植える→収穫する その2

2019年12月22日

前の記事の続きです

スイカを間引きました

スイカを間引きました。
でも、前の記事でもちょっと書いたように、間引きのタイミングに失敗したかなあという感触でした。

2019.07.03

間引ききって、1本だけ残しました。
通常、私はこういうときには「保険」をかけるために最低でも2本は残すのですが、なんだかめんどくさくなり、
「この1本、絶対に枯れたりしないからだいじょぶだいじょぶ!」
と決めつけて、保険は無しにしてしまいました。
「この1本が枯れたら、またスイカ食べればいいんだ」
とも考えていました。
(結局、この1本は本当に枯れなかったので、結果的には「1本にして正解」でした)

本葉が育ってきた

上の画像から15日後、本葉が何枚も出てきて、急に「スイカらしさ」が増してきました。

2019.07.18

さらに一週間後、さらに育ってきました。

2019.07.23

横幅が出てきて、もやしっ子から卒業しかけています。

新芽の部分に寄ってみました。

産毛がキラキラしています。

スイカ、急成長

上の項の画像から、8日後の姿です。

2019.07.31

急につるが育っています。
この日急に蔓が伸びたわけはなく、もう少し前から徐々に伸びてきていたのですが、お天気のせいか自分が忙しかったかで、写真を撮れるタイミングが無かったのだと思われます。(昔過ぎて覚えてない…)

蔓化してきたので、支柱を立て、そこに巻きひげでまきついていってくれています。

つぼみ発見!

そして、なんとつぼみを発見してしまいました。

2019.07.31

上の画像のど真ん中にあるのがつぼみです。
種まき後、1ヶ月半でつぼみがつきました。……これはつまり、夏休みが始まってから種まきすると、夏休みが終わるころにぎりぎり花が見られる計算になります。
すべてのスイカが、このスケジュールで開花するわけではないので、意外とらくらく「種まき→開花」までたどり着くかもしれませんが、どうしても自由研究で「開花」を報告したい場合は、夏休み前から準備したほうがよさそうです。

去年からの課題……剪定に着手する

ここで、去年の自由研究では果たせなかった作業に着手することにします。
去年、同じように種まきして育てたうちのスイカは、雄花ばかりつけて雌花がつきませんでした。つまり、結実がありえない開花の仕方しかしてくれませんでした。(実になるのは雌花だけです)

そのときに調べてわかったことは(この記事で書いています→スイカを食べて、スイカを植えよう その6)スイカの雌花は、脇枝につく、ということでした。

つまり、下のような樹形だと、雌花はつかない。

↓雌花がつくのは、こっち。

じゃあ、脇枝を待てばいいのか。いつまで待てば、脇枝は出るのか?
いいえ、待ってなんかいられない。脇枝は、剪定すれば簡単に出ます。

植物は、先端に成長点があり、そこから上へ上へと伸びていくので、この成長点をバチッと切って止めてしまいます。

そうすると、本道が通行止めになったような状態になり、成長の方向がわき道に入るしかなくなります。そうなると、どこか適当な場所で、脇枝となる芽が発生してくることになります。

実際の剪定作業ですが、戯れに育てているスイカの剪定なんて、ごく適当なカンジで切ればよいと思います。
あまり小さいときに切ると株じたいの成長が不安になるので、私は「蔓植物の姿がはっきりしてきたタイミング」で切ろうと思っていました。
なので、そろそろいいだろうということで、この日に切ってやりました。

スイカの蔓の先端をつまんで……

ぷちっと折り取る。

これで、剪定完了です。

さて、雌花はついてくれるんでしょうか。

その3に続きます!