自分が使った花材事典:クチナシ

2018年9月12日

某家のお庭のクチナシです。

私は、切花のクチナシは、扱ったことが無いです。自分で買ったことも無いし、店に入荷したこともありません。店では、鉢もので扱ったことしかないです。

クチナシは、八重のものと一重のものがあります。私は一重の方が好きで、画像のクチナシは、好みのタイプです。

クチナシの、キュッと絞ったような形のつぼみ、かわいいと思います。

このつぼみの段階から、薄甘い香りがします。

つぼみが緩やかに開いていくと……

俄然、かおりが強くなります。

そして全開に。

甘い。甘いですねえ。一枝に三輪も咲いた日には、生けてある部屋に入ったとたんに「甘!」と思います。

私は、この花を毎年自宅で生けられたらステキだろうと思って、実生のクチナシを育てていましたが、このほどわけあって人のお宅に差し上げてしまいました。クチナシは、開花させるのがわりと簡単なようなので、「もらったけど、全然咲かない」というクレームは受けずに済むはずだと思っています。