自分が使った花材事典:バンクシア

2022年10月12日

私が子供のころは、バンクシアなんて特殊すぎる花材だったのですが、今では稽古花にも入ってくるようになりました。

それでも、初見の人には、やはりこの見た目は「特殊な花」ではあるかもしれません。
バンクシアは、オーストラリアからやってきます。国産が出荷されているとは聞いた覚えが無いので、今でもオーストラリアから渡ってきているのだと思います。

伝票に、よく「ネイティブフラワー」と書いてあるので、花屋によっては「ネイティブフラワー」という札を付けて売られていることもあります。しかし、ネイティブフラワーというのは、南半球産の、見た目がワイルドな花の総称なので、「この花の名前」を知っておきたいなら、「バンクシア」と覚えてください。(ただし、バンクシアにもたくさんの品種があるので、この画像とは見た目の違うバンクシアもあります)

↑一本の姿はこんな感じです。
バンクシアは、プロテアピンクッションに近い仲間です。そう思ってみると、「なるほど似ている」と思えるでしょう。

プロテアやピンクッションも、花の部分が不思議な感じですが、このバンクシアもすごく不思議な感じです。

触ってみると、なんかけば立っていて、こういう布あるよね、と思います。ふかふかの触り心地です。

このバンクシアは、自分の稽古に使ったものですが、家に持ち帰ってからすぐに空の花瓶に放り込んで、ドライにしてしまいました。
触ってみるとわかるのですが、全体的にかさかさしていて、フレッシュなときからすごくドライに近いと感じられます。

ドライ化に要した時間は、2日程度でした。
いずれ、「ドライバンクシア」としてアップしようと思います。アップしました→バンクシア(ドライ)