自分が使った花材事典:カークリゴ
久しぶりにカークリゴ使ったな……と思って、「自分が使った花材事典」カテゴリをチェックしてみたら、やはりまだアップしていませんでした。
カークリゴは、すごく珍しくもないし、すごく高級というわけではないんですけど、安いお稽古花には、そんなに気軽に入ってきてはくれません。お稽古よりも、写真花や花展のほうが見かける率は高いです。
カークリゴの特徴は、広い葉面に、細かいプリーツが入っていること。
そして、この葉っぱが、加工に強く、丈夫なんです。
色々な加工ができるのですが、たとえば、スパッと1本の切れ目を入れてみましょうか。
何箇所かに、チョコチョコと切れ目を入れると、こんな感じ。
でも、一番ポピュラーなカークリゴの加工は、「折り曲げる」です。
私が思うに、葉ものでカークリゴほどきっちり折れるものはないです。実は、上の画像の折り方なんぞは生ぬるくて、もっときっちりと、ズボンをプレスするみたいに、かっちりとした折り山をつけて折ることができます。
↓こんな感じです。
折り紙を折るときみたいに、ピシッと折り目をつけて大丈夫です。カークリゴのエライところは、そんな折り方をしても、折り目から切れたりしないし、時間がたっても折り目が痛まないし、折り目の先の部分だけすぐ黄色くなったりしないことです。
素直な葉面を見せるのも、カクカクに折ってみるのも、どっちも楽しい花材です。
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